こんばんは 「ようよう坂町」
「悠々健康ウオーキングのまち」宣言を行った坂町では、
ウオーキングの推進を行っていますが、先日は新しい
ウオーキングとして「ノルディックウオーキング講習会」が
教育委員会主催でありました。
スキーのストックのようなポールを両手に持って歩くもの
です。
この「ノルディックウオーク」は、北欧のフィンランドが発
祥(1992年)の地です。もともとスキーの距離であるクロ
スカントリースキーの夏場のトレーニングとして紹介。
世界で最も早くから高齢化が始まった国フィンランドを
中心にヨーロッパでは、中高年のための最も効率のよ
い全身運動として普及しています。
一般的なウォーキングより上半身を使うので、血流も全
身にわたり、より運動効果があります。左側が普通で下
半身のみですが、右側のノルディック使用の場合は、全
ひじが直角に曲がる程度の高さでポールをにぎりま
す。地面をつきながら歩きますと、自然と背筋が伸び
ます。胸を張り、歩幅も広がってきます。
「ノルディックウォーク」のメリットは
①歩く時の姿勢がよくなる。
…ポールを持つことによって、背筋が伸びた歩き
方・体の左右の歪みが強制された 歩き方が
できます。
②歩幅(ストライド)が広くなる。
…ポール操作で腕を大きく降ることにより、歩幅も
大きくなります。そのため、つま先が上に向いた
着地になりますので、理想的なウォーキングフ
ォームです。
③足首・アキレス腱・膝への負担が軽減する。
…四足(三点支持)歩行となるので、着地時の足へ
のショックが軽減されます。また高齢者にとって
は、4足歩行となり転倒予防の効果があります。
④全身の筋肉をしっかり(90%)動かす。
…通常のウォーキングより沢山の筋肉を使うため、
全身運動としての効果が20%前後アップします。
メタボ対策には最適です。
昨年は「ノルディックウォーク」の講習会や体験会
を県下約100ヶ所で行い、かなり広まってきました。
その中には坂町もあります。
普段使わない上腕三頭筋や背中の筋肉などを使う
ので、最近ではアスリートのトレーニングにも取り入
れています。
せっかく中高年の健康づくりによかれと思って始めた
ウォーキングも楽しくなければ続きません。
ウォーキングは目的ではなく、結果としての健康づくり
で、手段なのです。
歩き方の講習を受けた後は、実際に外に出ての体験
会ですが、歩く前には必ず準備体操をということで、こ
れまたポールを使っての準備体操です。
ポールを支えに使うと、なかなかできないストレッチング
なども簡単にできます。ポールを支えての足などの下半
身だけでなく、ポールを使っての上半身の体操も効果的
にできます。
夜間なので、バリアフリーで照明の明るいさか・なぎ
さ公園での体験ウオーキングです。
ひろしまベイブリッジのライトアップがきれいです。
途中で休憩を入れ、ポールを使ったゲームを行い、
2人一組になり、ポールを投げ合い、それをそれぞ
れでつかむというものですが、俊敏性が要求されま
す。なかなか、動きがついていきません。
しばし、ゲームを楽しんだ後、帰って行きます。
町民センターに帰った後は、クーリングダウンとまとめ
文化と親しみ、ウオーキングで感動のある生活を目指
していただきたい。
「ノルディックウオーク」を通じて、感動ある生活をされ、
自分らしさを出し、健康で「PPK」(ピンピンコロリ)目指し
ましょう!
支えあうポールで、健康とウオーキングによるまちづく
りをを支えていきたいものです。今後はこのような講習
会や指導者養成講習会を開催したり、実際に「ようよう
坂町ウオーキング」での体験会などを行い、坂町を「ノ
ルディックウオーク」のまちにして行きたいと思っていま
す。ご期待ください。