こんばんは 「ようよう坂町」
2010ひろしまフラワーフェスティバルは5月3日~5日の
3日間広島市の平和大通りを中心に開催されました。
大抵毎年1日は雨が降りますが、今年は3日間晴天に
恵まれたため、3日間で約168万7千人の人出があり、
歴代3位とのこと。初日が65万5千人、2日が目が47
万5千人。最終日が55万7千人ということでした。
この人出の数は、どう数えるのでしょうか。1人1人を数
えたりすることは不可能です。人出を数えているのはそ
の地域の警察と行事の主催者。通常は1平方メートル
あたりの人の混み具合とスペースから割り出すそうです。
肩がぶつかる程度なら1平方メートルあたり6~7人、電
車のラッシュ並みなら10人ぐらい。
これと入口から出口に辿り着くまでの平均所要時間、回
転率から人出を概算値がはじき出されることが多いよう
です。
さて、3日の“花の総合パレード”の出演78団体中、最高
のパフォーマンス賞を受賞した「祝坂町制60周年 坂町
のひき船」は財団法人横浜戸主会が16年ぶりの参加で
した。その全容を動画でないのが残念ですが、披露させ
ていただきます。
朝6時30分から曳船の飾付けで準備が始まりました。
30名が行いました。
曳船の船体の内部です。太鼓をたたく人が一人乗りま
す。狭いのと担ぎやすいようにと小柄で体重の軽い人
飾付けもかなり進んできました。船ですので、海の上を
進んでいきますので、ブルーの飾りは波を表しています。
飾り付けもいよいよ大詰めです。
飾り付けが終わりいったん解散。その後11時15分に
再集合です。
小船は横浜小学校に10時30分に集合し、そろって
出船式は11時30分からで、まず戸主会理事長の実行
次いで来賓を代表して、坂町制60周年ということで坂町
長、坂町議会議長のご挨拶です。
次に大船頭が「頑張って横浜の意気込みと元気姿を県
内外の皆さんに見ていただこう!」との力強い決意です。
乾杯の後、小船から出船準備です。
応援に来ていただいた多くの見送りの方々に披露して
10分余り出船前の披露した後、2台のトラックに積み込
ムとともに、担ぎ手、役員など総勢170名は貸切バス4
台に分乗。予定より10分遅れて12時10分の出港です。
広島市平和大通りのスタンバイゾーンに12時40分到
準備万端です。
スタート前に全員で記念撮影です。
小船の皆さんです。
2番前の世羅町の皆さんです。2番後は祇園町商工会
たけぴょんさんたちの「祇園音頭」です。お会いしました
一つの前の広島県民踊協会200人余りの皆さんです。
その後を出発点に向かって、いよいよスタートです。
プラカードを先頭に、アーチをくぐっていきます。
プラカードの担当は役場の女子職員さんにお願いし
いよいよ出発点です。緊張が走ります。
午後1時44分定刻にパレードスタートです。
プラカードに続き、ひき船を担いでのスタートです。
次に音頭4名が続きます。
次いで小船のプラカードです。
フラワーには今まで3回参加していますが、今までは
パレード道中ずっと担いだままでしたが、今回は途中
信号待ちなどの関係で、台車を入れることにしました。
再び担ぎ始めました。先頭の長いズボンは町長さん
です。静かな海を進むがごとく、ゆっくりと左右に振り
ながら進んでいきます。
途中、テレビの撮影がありました。スタート時間の関係
で実況には間に合いませんでしたが、深夜のハイライト
番組では放映されていました。
大船・小船と続きます。
総合本部のある前ではパフォーマンスのために、船を
もんでいきます。今まで静かな海をゆっくりと進んでい
ましたが、荒海を乗り越えていく姿を表現して行きます。
ここでは「坂町制60周年記念の横浜戸主会のひき船
」ですとの紹介放送がされていました。
荒波を受けるときは、船首をあげて波に乗りあげて行
きます。
波に乗りあげおりるときは、船尾をあげて勢いよく前に
進んでいきます。
いつもの秋祭りでは、境内なので下が土ですが、今回
はコンクリートなので、船底に打ってある金具をこすり、
熱で煙が上がるぐらいの熱気です。
2回ほど繰り返し、まだ再び静かな海へと進んでい
小船も同様の動きをします。
道路の両サイドは一杯の観客で、思わず拍手が送ら
れます。
パフォーマンスも終わり、台車を入れます。
最後の交差点白神社前では、青信号とともに走って
渡ります。
平和大橋を渡ると、いよいよゴールの平和公園です。
疲れも出ていますが、もうちょっとの頑張りです。
音頭の道中ずっと唄いっ放しです。
前を行く広島県民踊のチームです。プラカードと先導
のチームリーダーが前との間隔を見ながら進んで行
きます。
大船の後に小船が続いていきます。
花の塔を過ぎるとゴールで、もう少しです。
ゴール前最後のパフォーマンスとして、また荒波を
波を受けて、前に勢いよく進んでいきます。転倒者も
出て、非常に危険です。
おっとっと、今度は横波を受けそうです。疲れのせいか
片側が持ちこたえられなくなりそうです。
そして最後の力を振り絞り、再び荒波をこえて行きます。
そして波を受けて船がスピーディに進んでいきます。
最後のパフォーマンスも無事終了し、再び静かな海
その後を小船が続きます。
ホラ貝も続きます。
小船も最後のパフォーマンスです。
突然「じいじ」という声、振り向いてみると、孫娘が
いるではありませんか。孫娘の応援で元気が出て
14時20分ゴール後は台車を入れ、トラックへの積み
「お疲れさん」「無事終わってよかったのう」「今日は
トラックへの積み込みです。
小船も積み込みます。
この後、バス4台に再び乗車し、坂町への帰途です。
帰港後は船の飾りを片付けます。
シートをかぶせて、保存庫へ運んで行きます。
午後4時予定どおり、宝海寺で反省会です。子どもさん
を除いた担ぎ手、役員さん120名余りです。まず実行委
員長の労をねぎらった開会挨拶です。
次いで町長さん、町議会議長さんのご挨拶です。町60
周年記念にふさわしいパレードで、坂町を広く宣伝でき
たと喜ばれていらっしゃいました。
次に大役を無事終えた大船頭さんの挨拶です。けがもな
く無事終了し、皆さんありがとうとホッとされた様子です。
乾杯の後、懇親会に入りました。パレードで苦しかった
こと、そして無事終わったことに対して、大いに話は盛り
上がり、7時過ぎまで続きました。
一昨年の秋祭りの反省会で、フラワーに参加しようと
いう話が出てから以来、1年半年の長い歳月でしたが、
皆さんのご協力で無事終了させていただくことができ
ましただけでなく、「パフォーマンス賞」という思いがけな
い最高の賞までいただき、大いに感動です。
反省会ではこの次はという話も出、10年後かな5年後
かなということでしたが、これは今後に持ち越すことにし、
この次「ひき船」のご披露は今年10月10日の秋祭りで
す。フラワーで見られなかった方はもちろん、見られた方
も、フラワーとは違った秋祭りの「ひき船」の華麗で勇壮
な姿をご覧になってください。
ぜひ10月10日(日)は坂町へお出でください。
フラワーフェスティバル実施本部の皆さん、そして「ひき
船」参加にご協力いただきました担ぎ手や役員の皆さん
そして町や協賛いただきました町民の皆さん、ありがとう
ございました。