こんばんは 「ようよう坂町」
今日は１９３４年今から７６年前に、日本初
の国立公園、瀬戸内海、雲仙、霧島が誕生
した日です。先日せとうちおさんぽクルーズ
で瀬戸内海の船旅を楽しみましたが、瀬戸
内海は魅力一杯ですね。ぜひ船での瀬戸内
海の魅力を味わってください。
さて、「第１２回キッズ起業家育成塾」の３日
目の学習会は３月２１日（日）の「ようようまつ
り」での販売体験会の準備です。
「ようようまつり」は今回で２６回目を迎え、多
彩な催しで坂町最大のイベントとなっていま
す。パルティ・フジ坂で開催されます。
３回目の学習会のまず最初は、先週の様子
のブログ紹介で、先生から皆さんのことがイ
ンターネットを通じて世界中に情報発信され
ているので、今日も頑張ろうねという説明が
ありました。
次に前回のおさらいです。２１日のようようま
つりは会場が広いので、お互いの「ホウレン
ソウ」が特に大事だよと先生は念押しをされ
ました。
できますか。「は～い」との声ですが、声が小さ
いが、大丈夫ですかね。
３日目は販売会のすべてを準備しなければなら
ないので、メニューが盛り沢山です。
まずようようまつりのチラシを配り、当日の説明
です。
このチラシは１４日に坂町だけでなく、隣の矢野
町、船越町、海田町の約２万世帯に新聞折り込
みされます。
いろいろな催しの紹介があります。
キッズ起業家出店コーナーは、店名と販売商
品が紹介されています。
昨年の「ようようつまり」でのキッズ風景から、い
い所、悪い所を学んでいきます。
看板が大きすぎて、顔が隠れるということがあっ
たので、今回は気をつけて！
表側は販促看板、裏側は販売個数による販売
価格を書くという工夫はすばらしかったとの先生
の指摘もありました。
復習の後はいよいよビジネスプランの作成
です。計画を立てる時よく５Ｗ１Ｈといわれま
すが、今回は６Ｗ２Ｈを考えて立ててください。
ると割高感となり売れません。適正利潤での
値ごろ感を考えてください。
販売価格を決めたら、販売個数を決めて行き
ます。そして収支計画を立ててください。
先生から各店の店長に、ビジネスプランと収支
計算書の用紙が渡され、各店で話し合っていき
ます。
どんな客を対象にしようか。
どうやって売っていくか。
いくら売れるだろうか。各店では大学生と相談
しながら、販売価格と販売個数を話し合ってい
きます。
各店では電卓片手に真剣に計算をして売上や
仕入れ、利益計画を立てていきます。
表情は正に真剣です。
これだけは売りたいな。
でも残ってもいけないし。
これだけ売れば、これだけ利益が出るから
これで行くか。喧々諤々です。
ビジネスプランが出来上がると、広島安芸商工
会銀行坂支店の融資課長の面談です。
ビジネスプランは、収支計画だけでなく、お店を
あなたの店の売りは何ですか。どういった人を
ターゲットにしていますか。売上は妥当ですか。
などと厳しい質問が出ます。答えが十分でない
と差し戻しで、もう一度検討です。
やっとプランが承認されると、次は販促グッズの
作成です。今まではチラシはパソコンで作成して
いましたが、今回は５年生が多いため、手書き
で作成し、それをスキャナーするという方法を初
めて採用しました。
チラシ組とポスター組に分かれての作成です。
即興ですが、なかなかの出来栄えです。子ども
たちの発想のすばらしさに感心します。
まず青ヒモチームの「やすい～亭」ですが、販
売商品は坂町の芸州さかうどん、チラシ寿し、
そして海田町のホルモンせんじあげです。
赤チームの「イケダナルド」は、坂町のカキのむ
き身と、サンデーお馴染みのイカ天、呉広域で
人気の出ている“漁師うどん”です。
黄色チームの「Smile bakery」は、坂町のよう
よう饅頭、町内商店から仕入れる天然酵母パ
ン、パックジュースです。
オレンジの「びっくりタハラ」は、坂町の焼き芋
ようかんと呉広域の姫ひじきの塩、太刀魚ダシ
の豊島ラーメンです。
手作りチラシもなかなかの出来栄えですが、
ポスター作製組も頑張っています。
ああでもない、こうでもないと試行錯誤しながら
大奮闘です。
紙が足りない時は、段ボールなどを有効活用し
ていきます。
個数ごとの販売価格表も出来上がりました。
約１時間の短時間でなかなかの出来栄えです。
「安井君」というキャラクターも出来上がりました。
こんな工夫もされています。
予定の１２時を少し過ぎましたが、各店とも
チラシ、ポスターもできました。
作業が終わり、３月２１日の開店日の最終
打ち合わせと集合時間、注意事項の説明
です。
これで準備完了、３日間の学習会よく頑張り
ました。さあ、開店日までいよいよあと１週間、
身体に気をつけて、元気できてくださいと解散
しました。寒暖の差がはげしいので、当日の
天気具合で、服装には気を付けてください。
３日間という駆け足の学習会でした。もう１日
ぐらいあると、ゆっくりとビジネスプランも検討
できるのではと思いますが、校外学習での拘
束時間を考えると、限界かもしれません。
真の意味での起業教育を行うなら、小学校の
総合学習の時間で１年間取り組んでいくことが
理想なのですが・・・。
いよいよ３月２１日は午前１０時からパルティ・
フジ坂で行われる「第２６回ようようまつり」で
の販売会です。お近くの方はぜひお出でいた
だき、子どもたちの元気な商売体験を応援く
ださい。