こんばんは 「ようよう坂町」
先週の金曜日は、国交省中国地方整備局の方が
3人坂町役場に来られ、「みなとオアシス」について
の説明会がありました。議題はベイサイドビーチを
「みなとオアシス」にしたらどうかというものでした。
出席者はビーチを所有している広島県、管理して
いるひろしま港湾管理センター、坂町役場の建設
部長をはじめ、職員の方、そして商工会からは支
所長と経営支援課長と私でした。
今では全国の国道に道の駅があります。国交省に
より登録された、休憩施設と地域振興施設が一体
となった道路施設ですが、道路利用者のための
「休憩機能」、道路利用者や地域の人々のための
「情報発信機能」、道の駅を核としてその地域の町
同士が連携する「地域の連携機能」という3つの機
能を併せ持っており、現在、全国に900ヶ所あまり
あるとのことです。この道の駅は中国・地域づくり
交流会で「鉄道に駅があるように、道路にも駅があ
ってもいいのでは」という発言があり、これから道
の駅というものが生まれたという説が存在し、当時
の竹下元首相の出身地島根県掛合町の「掛合の
里」が発祥の地といわれています。
とは一方「みなとアシス」とは、国交省の各地方整
備局により登録された、「みなと」に関する交流施
設・旅客ターミナル・緑地・マリーナなどを活用した
交流拠点・地区の愛称名のことで、、申請は町が
行い、登録後の運営主体は各市町村・港湾関係
者・NPOなどに委ねられています。いわゆる道の
駅に対して、「海の道」といったイメージです。
みなとオアシスになる条件としては
市町村・港湾管理者・NPO法人などの団体が申
請・運営を行い、以下の条件を満たさなければ
なりません。
◎施設に関しては、様々な人の使いやすさに配
慮し、地域の環境や景観に配慮したものであ
ること。
◎情報提供・交流や休息・交通結節点・地域特
性反 映など、施設で構成されているものであ
ること。
◎住民が企画段階から参加してイベントを行う
など、 地域振興の取り組みが計測的になさ
れること
平成15年11月に中国整備局が初めて「みなと
オアシス」制度を立ち上げました。実は「道の駅」
も「みなとオアシス」も中国地方が発祥なのです。
のベイサイドビーチ年間活用ワークショップでも説
明がありました。それによりますと、近年、みなと
づくりとまちづくりを連携させた住民参加型の「み
なとまちづくり」という取組みが各地で進められて
います。
これを受け、国土交通省中国地方整備局では、
市町村及び住民の皆さんが「みなと」を地域交流
の拠点として活用できる「みなとオアシス」制度を
立ち上げています。という紹介でした。
山口県岩国市由宇町の「みなとオアシスゆう」の
事例紹介です。延長450mのビーチをはじめ、
健康遊歩道、イベントスペース、レストランや特産
品販売施設、ミクロ生物館、ふれあい交流・体験
型学習施設等があり、多くの人が訪れています。
私も視察に行ったことがあり、ベイサイドビーチの
参考になると思っていました。
一昨年全面オープンした西日本最大級の人工海
浜「ベイサイドビーチ坂」は総延長1,200mあり
ます。夏場大賑わいの海水浴場です。
JR呉線水尻駅に直結のビーチで、広島駅から約
20分間ですが、その間に国道31号が走っていま
す。車では広島市や呉市に約30分ぐらいですで、
広島市に一番近い海水浴場です。
海水浴としては7月~8月の2ヶ月ですが、それ
以外は駐車場も無料となり、24時間開放されてい
ます。そのため、さまざまの楽しみ方がなされてい
ます。広いビーチはビーチバレー大会なども開催
され、平素は練習などで使用されています。
また、広島湾の釣りスポットとして多くの釣り客でも
賑わっています。
夕日がきれいなスポットとして注目されています。
12月31日大晦日の夕日です。
今回の「みなとオアシス」説明会は、こういったワ
ークショップによって誕生した昨年9月の「リオde
ビーチカーニバル」がきっかけになっているようで
す。「リオdeビーチカーニバル」は、私がブログで
紹介していますが、その記事をご持参いただき、
整備局の方に、もうこういった活動をされている
ので、「みなとオアシス」に申請されたらどうかとい
うものでした。
ちなみに、“暁のジョガー”さんの記事によるとと紹
介されましたが、まさかその本人が目の前にいる
と思ってもいませんでしたでしょうね。
それにしても、これまたブログの威力を痛感しまし
た。その一部です。瀬戸の海や島々を背景にした
ステージのないステージ?は、非常に雰囲気があ
ります。
その中でリズミカルなバンド演奏により、坂町初
めてのサンバの熱狂的な踊りに会場の人々は、
目をくぎ付けにしていました。ブラジル人のダン
今年の「第2回リオdeビーチカーニバル」は海水浴
シーズンの始まる前の6月6日(日)に開催を予定
し海水浴シーズンをPRします。
「みなとオアシス」についての説明会で皆さん一様
に関心を持たれ、前向きに検討するとのことでし
た。坂町は今年8月1日で町制施行60周年を迎
えます。時期としては絶好で、何とかまず「みなと
オアシス」実現の第1段階である仮登録を、町に
申請してほしいですね。
申請後の制度の運営については、商工会を含め
た町内団体がかかわっていくことになるでしょうが
広島市という大都市に近い「みなとオアシス」として
地元商工業者の発展につながるよう取り組んで行
きたいですね。期待と夢が広がります。