こんばんは 「ようよう坂町」
昨日午後5時からは中国電力との柱上変圧器
リサイクルセンターの安全性確認委員会があり
委員の一人として出席しました。柱上変圧器
リサイクルセンターという施設をご存知ですか。
中国・四国・九州地方で唯一の施設です。
数百メートル先の中電陸上競技場の隣にあり
ます。もとラグビー場であったところに建設され
ています。手前が陸上競技場です。
ラグビー場の芝生は隣の多目的グラウンドに
移植され、現在では芝生のあるグラウンドとして
野球やサッカー、ラグビーに利用されています。
向こうの建物がリサイクルセンターです。
柱上変圧器(電柱の上にあるトランス)のうち、古
いタイプには微量のPCBが混入されている恐れ
があるので、法律でその処理を10年間で行うとい
うもの。PCBはカネミ油症事件で有名になり、拒
否反応を示す人が多く、平成15年夏に計画が
持ち 上がった時、近隣地区であるわが地区で
は、不安を感じ激しい反対運動がありましたが、
粘り強く交渉をした結果、やっと19年夏に操業
開始しました。
中四九州地方では初めての施設で、多額な投資
(建物設備で約100億円)で、10年間に中国地方
にある約82万台のトランスを処理し、再利用しよ
うとする施設です。迷惑施設ではありますが、絶
対必要な施設でなので、反対があったにもかか
わらず、我が地区が受け入れた訳です。
建物の裏側の道は私のいつものジョギングコー
スや多くの人のウォーキングコースとして使われ
ています。
を監視しようということで、中電と地元委員と学
識経験者で構成されており、今では年2回開催
されており、今回は9回目です。
11月に行われた環境調査(PCB、ダイオキシン、
騒音、臭気、水質汚染など)の結果報告があり、
数値が全て基準以内でしたので、安心しました。
上の線が管理目標値ですが、ほとんどゼロに
しかし、今後とも慎重な監視をしていかねばな
りません。現在の処理状況は約82万台のうち、
19万5千台余りで24%です。今年度の処理計
画数は12万台を予定しており、順調に推移して
います。青が計画、赤が実績です。
規模の大きい施設で、地元に多くの雇用を生み、
リサイクルでトランスの再利用を行っていますが、
10年後処理が終わった後の施設はどうなること
でしょうか。それこそ施設のリサイクルを考えなけ
ればなりません。
委員会が終わるか終らないかの6時前、6時から
アセンブリーホールであった前教育長送別会へ出
席しました。まず町長の挨拶です。父親の町長時
代からお世話になり、感謝しているとの挨拶です。
だけに、挨拶や姿勢、そして議会の答弁なども
他の模範になる素晴らしい方だとの挨拶です。
教育委員長から記念品の贈呈です。
前教育長は役場に42年間の永きに奉職され、
最後の4年間は教育長として、活躍されました。
その間の思いをお礼のとともに話されました。
当商工会会役員である町議会副議長の乾杯
育の人となりを垣間見た感じがしました。
私は午後7時頃中座し、次の会場に。
安全性確認委員会は終了後6時半頃から、会
場を寿し秀別館に移し、打ち上げを兼ねた忘
年会を行っていましたので、途中から合流です。
送別会は弁当でしたので食べずにこちらのおい
しい料理をいただくことにしました。
ふぐ刺しです。
刺身には地元産の新鮮なサヨリがあります。
ハゲの煮つけもおいしくいただきました。
最後の締めくくりは、専門家アドバイザーとし
て出席していらっしゃる広島大学地域連携セ
ンターの安藤先生のご挨拶です。
迷惑施設とはいえ、法律で設置を義務付けられ
ている施設を受け入れた地元を評価するととも
に、今までの環境モニタリング調査では、数値
も低く、安全性が確認されているが、引き続き
監視して行くようにと結ばれ、お開きとなりました。
珍しくも明日から4日間は小休止です。
22日から再び28日まで6日間が続き、締め
となります。