こんばんは 「ようよう坂町」
今晩は「広島の街を考える会」とい大げさな
名前の会に出席しました。といっても高校の
同期会の2ヶ月に一回の会合です。
午後7時から広島市中区の八丁堀シャンテとい
うホテルで行われました。このホテルは以前は
市町村共済組合のホテルでしたが、今は株式
会社シャンテが経営しています。その総支配人
にこのたびリーガロイヤルホテルを退職してい
た同級生が就任したので、その祝いを兼ねて
の開催となりました。
乾杯の音頭をとるのが総支配人です。
以前はよく利用していましたが、最近はあまり行
くこともなく、久しぶりでしたが、雰囲気が随分変
わっていました。広島市中心部に立地する都心
型ホテルとして様変わりです。
2ヶ月に一回の会合は月末の火曜日に開催さ
れますが、今までなかなか出席できませんでし
た。今回は都合がつき、久しぶりの出席です。
今回のゲストには、同じく同級生でRCC中国放
送を退職した小沢君でした。このたび「暮らしの
なかの左右学」と題した本を出版したのでその
出版記念を兼ね、事前に講演をしてもらいまし
作部にいた時、番組にしたのがきっかけで研
究し始めました。
まず最近人気のある「阿修羅」の写真を見せ
ながら、皆さんどこに注目しますか。との質問
がありました。私は足に注目していますとの
こと。足は下駄をはいており、その花緒が内
側を向いていることです。最近の下駄の花緒
は下駄の中央に穴を開けています。
それは下駄が普及し始めた鎌倉時代にいち
いち位置を決めるのが面倒なので、真ん中に
なったとのことですということで、話がスタート
通常は馬の駒ですが、左馬は商売繁盛のお守
りとされていますが、なぜか。
うまは人にひかれるが、その逆のまうは、人をひ
いてくるということで、千客万来、商売繁盛という
ことです。
神社のしめ縄の太い方と細い方はどちらを向い
ているか。太い方は元(ないはじめ)、細い方は
末(ないじまい)といい、太い方が右側です。
またこま犬は開口(ア)は右側、閉口(ン)は左側
です。神社は左が上位なのになぜか。神社の鳥
居の方から見た時はそうですが、神様の側から
見た時は右が左となります。
ただ、その逆の場合が世界遺産の厳島神社、
そして出雲大社などまれにあります。
世の中の左右を見ているとにわくわくします。
野球の走者や陸上の走者は左回りです。
競馬場はほとんどがその逆の右回りです。
四国八十八か所は右回りです。
この他にもいろいろな例が「暮らしのなかの
左右学」には紹介しています。ぜひ書店でお
買い求めくださいとのことでした。
左利きの私にとっては、なかなか興味深い
話でした。
11月27日(金)の「積極人間の集い」には
ゲストで来ていただき、再び聞かせていた
だきますので、その時詳しく紹介させていた
だきます。