こんばんは 「ようよう坂町」
台風１８号が久しぶりに日本上陸の恐れが
出ており、心配ですが、どうぞ被害の出ない
ように祈るばかりです。
坂町のプレミアム商品券の「さかようよう商品
券」取扱店を現在募集中です。取扱店の募集
締切は１０月８日ということで大詰め。今日も
その募集応援で、坂支所に行きました。目標
は１００店ですが、お陰さまで今日１１３店と目
標をクリアすることができました。明日は検討
中という事業所からの申し込みがあれば、若
干増えることとなります。
さて、先日佐伯町商工会のミックさんにご案内
いただいた「津和野街道」ウォークですが、ミッ
クさんのブログで度々紹介されています。
「津和野街道」は、現在の島根県津和野町と広
島県廿日市市を結ぶ津和野藩参勤交代の古
道です。総延長は７７㎞で、山陽道（江戸時代
は西国街道）の脇道でした。苔むした石畳のあ
る街道には歴史を感じさせられます。
この街道は、参勤交代のほかに、和紙や穀類な
どの物資の運送や、厳島神社（廿日市市）、小
島神社（古賀町）、太鼓谷稲荷神社（津和野町）
への参拝の道にも利用されていました。
また、幕末から明治初期にはキリシタン弾圧に
よるキリシタン流配との道として、現在でもカト
リックの人たちによる巡礼の旅が行われてい
るとのことです。
その他にも街道沿いには、炭焼き釜の跡も隋
所にあり、生活に密着した街道でもあります。
途中水晶のある場所がありましたので、水晶の
採掘にも利用されたのかもしれません。
記念にいただきました。失礼！
「津和野街道」には、古くからの歴史があり、あ
るいは生活道として、多くの方々に利用されて
来ており、今回の佐伯町商工会の全国展開事
業で、再び日の目を見ようとしています。
是非皆さんで応援していきたいですね。
佐伯町には「津和野街道」だけではありません。
道の駅としては珍しい温泉併設の「スパ羅漢」
があります。温泉でゆっくりと疲れをとることが
できます。
そして全国的にも有名になったのは、テレビ朝日
系全国テレビ放送の「ナニコレ珍百景」で取り上
げられた不思議な「重なり岩」があります。
帰り道案内していただきました。
昔市岐姫命（イチキヒメ、厳島神社の祭神）が
乳飲み子を背負い、出雲から厳島までを旅す
る途中、ここで休み、岩に帯を掛けたことから
「帯掛岩」とされ、市岐姫命を祀り帯掛明神と
しました。この岩には昔、大地震で下の路に
落ちた際も、参勤交代で通りかかった殿様が
危険であるとして上から落とした際も、翌日に
は元の位置に戻っていたという伝説が残って
います。との紹介があります。
この説には今回のウォークで一緒であった、
宮島のことをよく研究されている事務局長さん
からは異議がありましたが・・・。
県道沿いにある、大もみじ、栂、高野槙など
に囲まれた重なり岩は、縦横高さ共に約2ｍ
の花崗岩2つが1ｍ足らずで接して重なり合っ
ています。
本当にごくわずかに重なり合っているだけで、
何だか落ちてきそうです。
この岩を一周することができますが、何とも不
思議な「重なり岩」です。
落ちそうで落ちない「重なり岩」なので、受験生
にとっては願いの叶う岩として、記念グッズなど
の開発も考えていらっしゃるとのことです。
ぜひこの「重なり岩」が受験生の間で話題になり、
参拝者が増えるといいですね。
受験生だけでなく、夫婦の「重なり岩」としても
考えることはできないでしょうか。つかく離れず
わずかではありますが、強固につながる夫婦
は決して崩れないし、樹齢数１００年といわれ
る大もみじのように、末永く幸せになれるとい
うことはいかがでしょうか。受験生グッズ、夫婦
和合のグッズの開発を期待しています。
ふと、空を見上げると山あいの町佐伯町の空
は秋の美しい雲で一杯でした。
佐伯町からは路線バスで帰るつもりでしたが、
ミックさんと観光協会の事務局長さんが、私た
ち７人をわざわざ ３０分余りかけて、ＪＲ宮内
串戸駅まで送ってくださいました。ちょうど駅に
着くころ、佐伯町方面は美しい夕焼けでした。
秋の１日を佐伯町のミックさんやボランティアガ
イドの皆さんのお陰で楽しませていただきました
が、その名残を惜しむとともに、再来を願っての
精一杯の演出のような気がしました。・
そして駅構内では夕焼けから暗くなった空には
中秋の名月がのぼってきました。
朝早くから出かけた「津和野街道」ウォーク
は、お陰さまで佐伯の方々の温かいもてなし、
歴史と森林浴、自然一杯のウォーキング。
そして温泉でのひと汗流し、冷たいビールで
非常に楽しく過ごさせていただきました。
ウォーク中は木々に囲まれて、ほとんど眺望
はきかず、少し残念な気がしましたが、何と
何とアフターウォークは大空の魅惑的に天体
ショー。なかなかできすぎた演出です。
佐伯町バンザイ！ありがとうございます。
ミックさん。