こんばんは 「ようよう坂町」
6月になり、夾竹桃の花が一気に咲き始め
ました。海田町瀬野川沿いの「夾竹桃通り」
の夾竹桃はこれから長い間目を楽しませて
「夾竹桃」は、日本へはインドより 中国を経
て江戸時代中期に伝来し、キョウチクトウ(夾
竹桃)は葉が竹に似ていること、花が桃に似
ていることからこの名がつきました。
多くの夾竹桃はこのようにピンクの花です。
も生えないといわれた焦土にいち早く咲いた
花で、 市民に復興への希望と光を与えてくれ
た』という事で1973年(昭和48)文化の日11月
3日にキョウチクトウが‘広島市の花’に選ばれ
ています。原爆ドームを背景にした平和公園内
の夾竹桃です。
平和公園の南、平和大通りに面した所に
夾竹桃の向こうは元安川にかかる平和大橋。
渡ると広島県商工会連合会があります。
ピンクの花は八重ですが、白の花は一重です。
平和公園は元安川と本川に挟まれてあり
ここの夾竹桃は赤い色をしています。ここ
は両サイドに夾竹桃があり、夾竹桃の並木
ます。校庭では体育の時間でしょうか。子ども
たちが元気よく過ごしています。
本川小学校の外柵として、見事な夾竹桃です。
夾竹桃は有毒な防御物質を持ち、乾燥や大気
汚染に強いため街路樹などに利用されます。
しかし、花、葉、枝、根、果実すべての部分に毒
性があり、燃した煙も毒があります。
広島市の花に指定されていますが、学校では夾
竹桃の毒性についてほとんど教育がなされてい
ないようです。花ことばは「用心、危険、油断しな
い」ということですから、気をつけたいものです。
原爆ドームの対岸の平和公園にあるピンクと白
の夾竹桃です。
がありました。
ここにだけ数本あります。
爆心地の平和公園とその周辺は、まさに広島
復興のシンボルとしての夾竹桃のメッカといえ
るのではないでしょうか。これだけたくさんの夾
竹桃があるところが他にあるでしょうか。
今年のこのたくましい夾竹桃の花を追っかけて
行くことにします。他地区の夾竹桃も紹介しよう
と思っていますので、ぜひ情報提供をお願いい
たします。
厳しい世の中、人生再チャレンジの時代、長期
間咲いては散りを繰り返す、夾竹桃の強い生命
力を見習って行きたいものです。