過疎を逆手にとる会のカリスマ登場…積極人間の集い1306回 | ウオーキングの町 坂町

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瀬戸内の海と山の自然豊かで人情味のある坂町!ネットワークされ、バラエティに富んだウオーキング道を活用し、「ウオーキング日本一のまちを目指して」歩き出します!!『悠々健康ウオーキングのまち』宣言をしました。

こんばんは 「ようよう坂町」


毎週金曜日朝7時からは広島市で「積極

人間の集い」があります。今日は1306回目

で、ゲストは県北三次市から来られた過疎

を逆手にとる会の宮崎文隆さんと和田芳治

さんです。演題は「抱きしめて笑湖(えこ)ハ

イヅカ」です。

広島県 坂町商工会

宮崎さんは現在、「逆手塾.代表」「広島県

北レクリエーション協会.顧問」そして「被爆

ピアノ・翼をひろげる会.会長」を中心に、最

前線の実践活動で学んだ「人を元輝(元気)

にする極意」を、【輝爆剤(起爆剤)】として、

全国を舌耕調(絶好調)で講演・研修・コンサ

ート等を行っています。

「被爆ピアノ平和コンサート」は、世界での活

動を目指しています。また、「逆手流で考える

人を元輝にする極意」をテーマに、「面白くて

具体的なトレーニング付き講演会」を全国で

展開中でもあります。

http://www11.ocn.ne.jp/~miyazaki/
広島県 坂町商工会
「過疎を逆手にとる会」は1982年に誕生し

ました。当時の会長が広島県商工会青年

連合会の役員をされていた関係で私も会員

になっています。「過疎逆」のモットーは

 「過疎」は「魅力ある可能性」と信じること。
 「ない」ということは「なんでもやれる」という

 可能性があること。
 目標は「東京にはできないこと」をやること。

 「逆境は飛躍の輝爆剤」
 「ナンバーワンよりオンリーワンを」
 「遊び半分のまちづくり」
 「楽しくなければ、戦わない」

全国的な活動、ネットワークがありましたが、

現在では発展的に解消し「逆手塾」となって

います。

広島県 坂町商工会
元気の出ない日本、元気の出ない地方です。
過疎で人を失い、人と自然が「響存」して創り

出してきた里山の輝きを失い、「限界集落」が

目立つ中国山地です。 そこは、すべてのい

のちの源である水のふるさとです。

このたび、いのちの水を守るために、笑顔が

あふれる地域づくりを目指しての「抱きしめて

笑湖ハイヅカ」実行委員会をつくり、2010年

5月4日(みどりの日)に、緑あふれる中国山

にあるハイヅカダムの周囲30㎞を3万人

の人の手と笑顔でつなごうというイベントを企

画しています。

広島県 坂町商工会

2年前の新春放談会で、言いたい放題のこと

行ったのがきっかけで、協力者が現れ、昨

年はまず「夢実現コンサート」を行いました。

30名の参加者でした。今年は300人集まり

ました。

広島県 坂町商工会

来年は3万人です。「金が一番」のものさしで

れば、馬鹿げた営みですが、こんなことを

やるのが人間です。バカがうねりを起こす。

 こんなことを面白がることができれば、不況

も、逆境も、限界集落も、輝く明日を創るバネ

になります。
 「究極のいのち輝かす法『面白がれば、なん

って面白い』を体得する最高の場」と、面白

がっています。参加費1,000円です。ぜひ来年

の5月4日は参加して下さいと。

広島県 坂町商工会
 この営みによる収益金は、「働くものがいなく

なりつつある」と言われるこの地域の自治活動

や地域活性化をリードする人やグループなどを

応援するNPO法人の組織化に使わせていただ

きます。 人や自然を守り元気にするためには、

「元気な人(やる気の人)」が不可欠です。
 2010年5月4日正午。 里山が一番輝く日に

人生を面白がる人たちと、「笑湖ハイヅカ」を応

援する人たちの笑顔を集めて、手をつなぎ、「笑

湖ハイヅカ」を抱きしめ、いのちを抱きしめたい

のです。 ぜひ、面白がってご支援ください。

宮崎さんの熱弁の後、「過疎逆」元祖家元で元

総領町教育長の和田さんが「ハイヅカ」の歌を

歌いながら登場です。

広島県 坂町商工会

和田さんは人から走り過ぎているといわれる

が、走でなく飛んでいると自分では思っており、

常識あるひとに馬鹿だといわれると勝ったと

思っています。なかなかユニークな方です。
広島県 坂町商工会
「でも」から始まるできない理由でなく、「だ

から」ということばで取り組もう。二番煎じ

だから面白いといったように。自分は現在

限界集落で区長をやっている。84軒から

19軒に、住民50人の中で、75歳以上が

21人。自分は若い方。そんな中、観光協

でなく、歓交協会を作った。最初は馬鹿

にしていたが、県下1のホタルの里づくりを

しようと1万円の出資者を募ったら、36人

集まった。やる気になれば神も味方してく

れます。
広島県 坂町商工会
自分の応援団長に永六輔さんがいるが、

過疎を楽しもうといわれた。まちづくりに

はゴールがありません。面白くないと長続

きしません。イベントするのは馬鹿だとい

われますが、イベントは男の意気、女の色

気です。イベントは一過性だから面白いし、

まずいっぺんやってみることが大切です。

「抱きしめて笑湖ハイヅカ」には失敗があ

りません。人の手を笑顔でつなげば、戦争

何か起らない。つながることが平和につな

がります。

ぜひ、ハイヅカにご集合してください。

今朝は県北のお2人の熱意あふれるお話

から元気をいただきました。ありがとうござ

います。

実は「過疎逆」からは多くを学ぶとともに、

宮崎さんにも坂町に講演に来ていただいた

りし、現在のまちづくりへの取り組みの源に

なっています。これからもお2人の元気を見

習い、さらなるまちづくりに取り組んでいこうと

改めて思わされた朝でした。