こんばんは 「ようよう坂町」
毎週金曜日の朝7時からは異業種交流の
「積極人間の集い」です。今回で1304回目
です。始まったのは昭和57年7月ですか
ら、もう27年になろうとしています。毎週1
回しかも早朝からの集いに、毎回ゲスト
が違うのですからすごいですね。しかも旅
費程度の薄謝で来ていただくのでゲストに
は気の毒なような気がしますが・・・
私は昭和60年12月の253回から出席し
ていますから、もう1000回位出席してい
ることになります。いろいろなゲストとの出
会い、そして会員との出会いがあり、素晴
らしい会です。商工会の講習会の講師とし
ても随分来ていただきました。
そんな中、今回のゲストはNPO法人HPS
国際ボランティア理事長の佐藤広枝さん
現在70歳ということですが、そんな年には
見えないぐらい若ぶりで話されました。
7歳の時被爆されたそうです。家は広島市
の中心部で旅館をされたいたそうで
軍人さんが宿泊されており、恵まれていた
そうです。原爆が落ちた日はたまたま郊外
の佐伯町へ疎開されていたとのことで、奇跡
的に助かったそうですが、兄だけが勤労奉仕
で死亡、翌日から広島中を兄を探し回ったと
のことですが、そのため自分はやけどを負い、
母は気が狂ったとのことです。でもそんな中私
がやけどを負い、痛がっている姿を見て我に
返ったとのことです。奇跡的に残ったので、亡
くなった兄の分まで頑張ろうと、悲しい苦しい
言葉は生涯言わなかったそうです。母の遺言
で、人間に生まれてきたことに感謝し、人様の
お役にたてるように、今できることを努力する
ことだと言われました。郷土愛も教えていただ
きました。
今年8月2日(日)に開催する「第18回広島
市民の集い」は以前(財)広島市平和文化
センターが主催していたものでしたが、諸事
情により中断、そこで1991年より、世界でも
最初の被爆体験を持つ広島から、平和に対
するメッセージを発信して行きたいと、実行
委員会で活動を継続、今回で開催18回目を
迎えます。
途中11回目ぐらいにその活動に悩み、うつに
なりましたが、感性論哲学者の芳村思風先生
との出会いにより新たな形の平和の集いを提
案しています。
芳村先生のおことばでは、
問題や壁がやってくるとどうしても「選択を失敗
した」と考えていまう。人生は、選択の繰り返し。
選んだ道に間違いはない。失敗もない。
経験として捉えられるかどうか。
選んだ会社や仕事や人間は、「縁」があって
自分のところにきたもの。
一度決めたからには、必死になって取り組んで
みる。
そこから新しい道も生まれてくる。
というようなものでした。
なの故郷」なんだと考え、餅つきや盆踊りなど
を行ったりし、新たな活動を展開していきました。
今年の「第18回広島市民の集い」は
日時 8月2日(日)12:30~
場所 広島国際会議場(平和公園内)
入場料 前売り1,000円(当日1,200円)
お問い合わせは
NPO法人HPS国際ボランティア
℡082-273-9071
E-mail info@hps.cx
前売り券販売先
HPS国際ボランティア、デオデオ本店
福屋本店、福屋駅前店プレイガイド
E-mail info@hps.cx からのお申し込みも
今回は「ヒロシマから世界へ…祈る平和から
創る平和へ」というテーマで、
・広島・長崎の被爆者103人のピースボート
での地球一周証言航海記録映像
・被爆ピアノみんなで一緒に歌おう
・東京ギャングスターのピースライブ
・前回の積極人間のゲスト奥野勝利さんの
「親愛なる母上様」のライブ
・韓国の伝統打楽器演奏
・中国二胡の演奏と気功
新しい平和運動を発信しておられる70歳とは
思えないほどのエネルギッシュに佐藤さんでし
た。今回も朝から感動の話を聴かしていただ
きました。早起きは三文の得といいますが、
最近では「早起きは3億円の得」といわれて
います。とても心がリッチになった気分です。
ようよう、ありがとうございます。