こんばんは 「ようよう坂町」
「第10回キッズ起業家育成塾」が2月22日
(日)が始まりました。「子供たちに夢とチャレ
ンジ精神を!みんなで協力して店をひらこう」
と5年前に始まり、年2回開催し、今回で記念
すべき10回目を迎えることができました。
産学官連携事業はこれからの商工会にとって
は、重要な課題ですが、坂町には幸いにも小・
中・高・大学とあります。「キッズ起業家育成塾」
は、産学官連携事業として、商工会が主催し
呉大学と教育委員会が共催で、町内小学校の
協力を得て、5~6年生を対象に行っています。
土・日曜の3日間使い、座学で商売とは何かを
学び、ビジネスプランを作り、最後は日曜日の
サンデーマーケットで販売体験をし、決算をして
行きます。今回を含め延べ320名が参加してい
ます。
今回の会場は呉大学ですが、呉大学は今年4
月から広島文化学園大学に改称されます。
年度「創業意識喚起活動事業」の中国経済産
業局補助事業で行いましたが、したが、18年度
から商工会単独事業として、呉大学、坂町教育
委員会の共催を得ながら行っています。

今回は町内3小学校から計37名の参加です。
2月22日(日)8:30~12:10に呉大学で開講。
キッズ起業家育成塾運営委員会木村委員長
のあいさつで始まりました。
この事業は呉大学の松尾先生に指導していた
だきますが、サポートしてくれるのが呉大学学
生です、その6名の紹介です。今回は中国との
国際交流の意味も含めて、中国からの留学生
2名も加わりました。
中国からの留学生李さん(3年生右)と朱さん
(1年左)で李さんは日本語ぺらぺら、朱さん
はまだ十分ではありません。
開講にあたり、前年度全国展開事業の紹介
やロゴマーク等の説明。ロゴマーク知ってい
ますか?なかなか知名度はまだ浸透していな
「ようようまつり」の「ようよう」とはどういう意味
との問いにかなりの子供たちが「ありがとう」と
答えてくれ、こちらはかなり浸透してきている
が、この「だんだん」という言葉は松江地方の
「ありがとう」という感謝の言葉です。
その「だんだん」と同じ言葉が「ようよう」なの
で、自信と誇りを持ってもっと使っていこうと
「キッズ起業家育成塾」のテキストに従って
授業は進んでいきます。
この塾を進めていく上での4つの約束事です。
①お互いに理解し合い、協力し合う気持ちを持とう。
②失敗を恐れず、挑戦する気持ちを持とう。
③最後までやりぬく強い気持ちを持とう。
④仲間を思いやり、社会に貢献する気持ちを持とう。
そして「ホウレンソウ」を忘れないようにしょう!
ホウ・・・報告の「ホウ」
レン・・・連絡の「レン」
ソウ・・・相談の「ソウ」
5名~6名で5つのグループを予定していまし
たが、今回は37名と予想以上に多くが申し
込んだため、6名グループと7名グループに
分けていくことになります。
今回は坂小学校から23名、横浜小学校から
13名、小屋浦小学校から1名の参加です。
それも5年、6年、男女が入り混じっています
ので、いつものことながらグループ分けがなか
なか決まりません。横浜小学校は13人なので
6名と7名グループに分けます。みんなで話し
ープだけで一緒になれないところがあります。
最後はじゃんけんでということにもなります。
グループ分けが終わった後は、隣のパルティ・
フジ坂の駐車場で「坂町水産まつり(カキ祭り)」
が行われているので、販売体験の参考に視察
に行きました。
会場では「キッズ起業家育成塾」の卒業生も
その経験を生かし、頑張って販売していました。
呉大学は20年4月から健康福祉学科が
創設され、月イチウォーキングの「ようよう
坂町ウォーキング」でのまちづくりに、産学
官連携事業として取り組んでいます。
「キッズ起業家育成塾」は、10年後子供たち
が大学生や社会人になった時、「起業」に関心
を持ち、「起業」して行き、地元商工業者の後継
者づくりと町全体が地元商工業に理解と関心
を示し、いい「起業」環境を作り上げていくとい
う長期的な目標です。
この4月三町で商工会合併しますが、21年度
は、この事業を海田町へ広げていく予定です。
そして、県内へ全国へと・・・
今廃業が多く起業が少ないという逆転現象で、
地域経済に活力がなくなっています。この事業
を通じて、近い将来再逆転を行い、商工会地域
に活力を呼び戻して行こうではありませんか。