こんばんは 「ようよう坂町」
円高、世界同時不況の影響は、トヨタや
ソニー、パナソニックそしてイオンまでも
赤字転落と、日本を代表する大手企業
総崩れの感です。
そんな中で、地元小規模事業者である
商工会員は、ますます地元密着でお客
様との距離を近くするとともに、販促の
ための最大限の努力をしていかなけれ
ばならないでしょう。
坂町商工会では、今回「売上アップに効
くPOP講習会」を昨夜町民センターで開催
しました。
「POP」とは「Point of Purchase」の略で、
「購買時点広告」です。お客様が買い物の
中で“商品を買う気にさせる”や“売場に
興味を持たせる”広告のことです。
今回のテーマは「お客様に購買意欲を増
進させ、お店の売り上げをアップさせる」
ことです。講師は㈱パルウェーブです。
が、今回はパソコンを使って自分でつくろ
うということです。
パソコンを使えば、素早く簡単にPOPの作
成ができます。今まで手書きのPOPが主
流でしたので、書き換えが大変でした。
パソコンを使えば書き換えも簡単で、旬の
情報がお客様に提供できます。このことは
販促促進効果上大変重要ポイントです。
また、POPが汚れてもすぐに新しいものに
プリントアウトして貼り替えられますので、
お店が清潔感を保て、お店の雰囲気も明る
くなります。
POPの構成とレイアウトのコツとしては
①キャッチコピー…お客様に話しかける
ようなことばを使うのがコツです。
②タイトル…太いフォントのワードアート
を使用し、はっきりと目立つようにする
③商品の説明…読みやすいフォントで、
濃い色の文字ではっきり示します。
④価格…安さをアピールする時は、赤い
文字に黒ぶちをつけるなどの工夫
そんなコツに気をつけ、作成したのが右側の
POPです。
人は季節を感じると購買意欲がわいてきます。
季節感を出すキャッチコピーや季節感を出す
配色を考えてPOPを作成しましょう。
POP作成のポイントは、ワードのテキスト
ボックスとワードアートを上手に活用し
カンタンに作れる本」ということで、講師が
初心者向けに選んだテキストで、作例と
イラストが約2000点あります。
いろいろなお店にその作例が応用できます。
作例ファイルを開いて、自分のお店用に文字
やキャッチコピーなどを変えていきます。
講師の話と実際に操作して行くと、講習会も
盛り上がり、時間オーバーをしました。
今まで手書きだとなかなかPOPを頻繁に
取り換えるということができませんでしたが、
今回のパソコンでのPOP作成で、テキスト
についているCD-ROMを活用すれば簡単に
できるはずです。
今回のPOPだけでは、万全とはいきませんが、
世界同時不況の影響を、お客様密着ではね
返していき、自らの努力で、自店の販売促進
をはかっていきましょう!