こんばんは 「ようよう坂町」
今日は仕事納めでした。明日から最長の
9日間の休みに入ります。商工会の中には
緊急金融支援体制ということで、29日、30
日出勤等いうところもあるようですが、海田町
を始め、安芸地区8町は休みにしました。
第9回キッズ起業家育成塾の販売体験会
は、去る12月21日に坂駅前パルティ・フジ
坂のさかサンデーマーケット5周年記念会場
で開催されました。
当日は準備が終わるころから雨が降り出し、
結局は1日中の雨でした。
11月30日(日)、12月6日(土)、13日(土)
の3日間、みんなでお店を開こうと勉強をし
てきた町内小学校5~6年生の29名の子
どもさんたちは、午前8時30分から開店の
準備を始めました。
店名「HAPPYハウス」の販売商品は、ようよ
う芋、手焼きせんべい、たくあん、しょうが湯
店名「嵐」の 販売商品は、ミニクロワッサン
店名「スマイリィー」の 販売商品は、芸州坂
店名「MARIO」 の販売商品は、おから、パ
店名「足跡」の販売商品は、ようよう饅頭、
5店29名の子どもさんたちは、元気よく、
「いらっしゃいませ」「ありがとうございます」と
ようよう坂町ウォーキングの参加者の皆さん
も参加賞のお買物券とともに売上に協力して
今回初登場の「おからパウンドケーキ」です。
しかし、待っていては商売にならない。
最期は、商品を持ち、雨の場内を出張販売。
必死に積極的に売り歩く姿に大人の商売人
は顔負けです。
なぜかお馴染みの孫が登場です。
後片付けをし、呉大学に会場を移動し、い
よいよ決算です。
決算の仕方についての説明を松尾先生から
学びました。お金を計算し、決算書に書き入
れていきます。
売上金の中には、釣銭、仕入れ、経費など
売上金から仕入れ資金などの借入金を返
さなければなりませんので、それを分けて
提出します。
祉協議会への寄付分の提出です。
木村支店長のチェックを受けます。
融資の返済が無事終ると、残りは利益です。
大学生を含めて全員で分配します。
分配が決まると、大学生が取りまとめ、給料
袋に入れます。
「HAPPYハウス」は、売上げ62,130円で、利益
は11,4580円で修了証書と一緒に給料が渡さ
れました。
「スマイリィー」は、売上げ35,300円、利益は
7,688円
「足跡」は、売上げ60,200円、利益は11,350円
「嵐」は、売上げ59,316円、利益2,976円
「MARIO」は、売上げ62,840円、利益はなく初の
赤字で△19,000円
精算が終わると、修了証と給料が渡されます。
木村塾長より各店ごとに全員に手渡されます。
今回は各店ともバラバラの結果が出ました。
1日雨という悪条件ではありますが、中には
完売し、利益を出した店もあるのですから、
商品選択や販売方法、販売数量などの詰め
が甘かった結果でしょう。商売の厳しさを学ぶ
ことができました。
今回初めての赤字の店は残念ながら、修了証
だけで、給料はなく、残った商品の現物支給で、
商売の厳しい現実を学ぶことができました。
4日間のキッズを通じて、働いて得るお金
の大変さと商売の大変さがわかったはずで、
4日間の働きの結果が給料となっています。
今回初めて赤字となったお店は、商売の厳し
さを学んだと思います。これからも今回の経
験を大切にして、日常や学校生活を過ごして
ほしいと、指導をいただいた松尾先生の修了
最後にキッズ起業家育成塾の木村塾長から、
4日間の労をねぎらうとともに、この経験を活
かして今後とも夢を持ち、何事にもチャレンジ
して欲しいと挨拶をしました。
修了式は終わりましたが、商品の残っている
店は、給料をいただいた子どもたちに協力を
お願いし、残った商品の販売を行いました。
以上で「第9回キッズ起業家育成塾」は修了
しました。キッズの皆さんそして保護者の皆
さんありがとうございました。
これからも夢を持って何事にもチャレンジして
ください。指導をしていただいている呉大学の
先生とどうせやるなら、10年は続けようと始め
ましたが、今回で5年目。最初受講した子ども
たちは今高校1年生です。10年経てばこの子
たちが大学生や卒業者として、中には「起業」
する者が出てくるかもしれないと。それを期待
をし続けていっています。次回の10回目は
2月から3月にかけて行います。
ご指導をいただいた呉大学の松尾先生、サポ
ートをしていただいた呉大学の学生の皆さん、
ありがとうござました。
また、共催として会場提供などの呉大学さん、
募集などでご協力いただいた町内各小学校・
教育委員会さんありがとうございます。