なぜか初めての小豆島 | ウオーキングの町 坂町

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瀬戸内の海と山の自然豊かで人情味のある坂町!ネットワークされ、バラエティに富んだウオーキング道を活用し、「ウオーキング日本一のまちを目指して」歩き出します!!『悠々健康ウオーキングのまち』宣言をしました。

こんばんは 「ようよう坂町」


皆さん11月はイベントラッシュ、イベント疲

れの感がします。行楽のシーズンなのに、

地元にへばりついて、どこへも行けず、少々

ストレス気味ではないでしょうか。少しは旅に

出たい気もします。今日は少し気分転換を

するために、旅気分を。やっと紹介できます。

小豆島です。10月下旬に岡山市であった

青色申告会中国ブロック大会終了後、安芸

地区青色申告会連合会の御一行様のお宿

は小豆島です。岡山新港からフェリーに乗っ

ていざ小豆島へ。

旅行好きで海外にも行っている私がなぜか

小豆島は初めてです。夕日の小豆島です。

夕日に輝く土庄港。初の上陸に胸がとき

きます。

宿泊ホテルは小豆島の西の端銀波に面

した小高い丘の上にある天空ホテル「海蘆

(かいろ)」です。

http://www.kairo-shodoshima.jp/

ホテルの窓からは 、『天使の散歩道(エンジ

ェルロード)』が見ましたので、翌早朝ジョギ

ングをしましたカメラを持っていくのを忘れ、

残念です。

土庄町余島は、潮の満ち干きで島が繋がっ

たり、離れたりする不思議スポット。

1番左が小豆島の先端、中央が弁天島、

小余島、中余島、大余島。銀波浦の沖に

浮かぶ(?)4島が1日に2回、潮がひくと

砂州が現れ陸続きになる不思議なスポット。

ジョギングの時、干潮でちょうど繋がってい

たので一番沖の島まで行きましたら、そこ

は神戸YMCA所有地で入島厳禁でした。

潮が干いた時、砂洲の真ん中で手と手を

結ぶと願いが叶うといわれています。


少しずつ砂州が小さくなってきます。

ちょうど訪れた時が10月下旬ということで

ハロウィンのかぼちゃが飾ってありました

が、残念ながらカメラがなく、ホテルから

撮ったものです。

次のジョギングは世界一狭い海峡の土渕

(どふちかいきょう)です。近くに、ブロ

グでおなじみの土庄町商工会館(下写真右

側手前付近)がありましたが、もちろんまだ

早朝のため閉館中。

土渕海峡は、土庄町の小豆島と前島の間

ある海峡(船が通る) で、全長2.5㎞ 、最

狭幅9.93mで世界一狭い海峡です。(1996年

ギネスブック認定)。最大幅は400メートルほど。

その名前は小豆島本島側の渕崎地区と前島

側の土庄地区から。海峡の最狭部分の上に

永代橋(えいたいはし)が架けられています。

土庄町では、海峡部の南側にある役場にて

横断証明書を発行しているとのこと。毎年11

に開催される瀬戸内海タートルマラソンで

出発点となっています。ちなみに今年は11

月30日です。

土渕海峡(土庄町役場前)

近くに「迷路のみち」の案内板がありました。

昨年の土庄町商工会さんの全国展開事業

「迷路のみち」のパンフレットです。

http://tonosho-shokokai.com/meiro/

朝食後、島内視察です。まず最初は国立公園

寒霞渓です。寒霞渓は激しい地殻変動と火山

活動で降り積もった角礎擬似岩が、長い年月

の風雨によって浸食され出来上がった日本屈

指の渓谷美。

日本三大渓谷美(妙義山、耶馬溪)の一つです。


ロープウェイ山頂駅からの眺めです。



うちのみ歩く道は、遊歩道周辺で奇岩・奇峰

群を見ることができます。


そそり立つ大岩壁の中を行く ロープウェイから

の眺めは小豆島が誇る景勝地です。


ロープウェイ寒霞溪山頂駅から展望台への

道です。10月下旬ですが、モミジが紅葉を

始めていました。今頃だと真赤に染まってい

るのでしょうに…最近の紅葉風景が見られ

ます。http://www.kankakei.co.jp/


昭和44年開業以来無事故運転を行って

います。山頂駅から下の紅雲停駅までは

所要時間約5分です。壮大な景色が楽し

めます。

次の視察は、マルキン醤油資料館です。

古くからの歴史をとどめる小豆島町苗羽

は、醤油・佃煮の街。昔ながらの醤油蔵

の風情をそのままに生かした白い壁の家

屋などが見受けられます。

ここら一帯がマルキン醤油の工場です。

広大な敷地です。

醤油資料館は、マルキン醤油の創業80周

年の記念として工場のひとつを資料館とし
て改装、公開。この建物は国の有形文化
財の蔵を利用したもの、醤油作りの技や

製造方法が学べます。入館料は200円で

入館者にはお醤油プレゼントがあります。


古い文献や貴重な資料。醤油が出来る

までの製造工程をパネルで紹介。もろみ

を貯蔵した大桶やもろみを搾る棒締め

機など昔の醤油造りの道具がずらりと並び

ます。

次は宝食品の佃煮工場です。

佃煮販売処(有)京宝亭は佃煮製造宝食

品㈱の直売部門を独立させた販売店です。

小豆島特産の醤油を使用して北海道の

昆布・帆立、伊勢志摩・高知四万十川の

海苔、三陸の若布、瀬戸内のちりめん等、

全国から取り寄せた良質の原料を佃煮に

炊き上げています。
店内では約30種類の佃煮の試食ができ、

様々な小豆島佃煮をお楽しみいただけます。

次は、オリーブ園です。

オリーブは香川県の県花・県木に指定さ

れています。なぜ香川県の小豆島で栽培

されるようになったかといいますと、今から

100年近く前の話になります。当時魚の漁獲

高が増えたため、いかに加工保存するか検

討した結果、オイル漬けの缶詰にすること、

そしてそのオイルはオリーブ油が適している

ということになりました。その当時のオリーブ

油は輸入物ばかりで、しかも高価だったため、

1908年(明治41年)国内で試験的に生産する

ことになりました。栽培地に選ばれたのは、

香川県(小豆島)・三重県・鹿児島県の3県で

した。今年でオリーブは100周年になりました。

小豆島は栽培者のたゆまぬ努力により成

功を収め、今日に至っています。

オリーブ園には当時をしのばせる“オリーブ

原木”が現存し、いまだに多くの実をつけて

います。

オリーブは、加工用果実の収穫は9月末頃

から、緑黄色の果実をひと粒ひと粒手摘み

で行います。オリーブの果肉には渋みがあ

るため、まず渋抜きをしてから塩漬けなど

に加工されます。11月~12月にかけて、果

実が赤紫色に色づき始めたら油用の実の

収穫です。

赤紫色に色づき始めたオリーブです。


園内に約2000本のオリーブが植えられて

いますが、中には香水用のジャスミンの花

も見られます。

青申連のおかげで、初めての小豆島でした。

わずか1日の滞在で一部しか訪れることが

できませんでしたが、小豆島の魅力はなか

なか素晴らしいものがあります。

次回はゆっくりと家族で訪れ、小豆島のさら

なる魅力を楽しみたいとの思いを強くしました。