こんばんは 「ようよう坂町」
走り続けていると、いろいろな
場所を走ります。平素考えら
れない場所もあります。
今はなき、フェリー航路の
広島から別府へのフェリーが
ありました。夜行便ですので、
広島港を夜出て、別府港へ
朝着きます。夜行のとき、
その翌日夕方早く宿舎について
走るということができれば、朝
走る必要がありませんが、
それができない場合は朝
走らなければなりません。
その日はどうなるかわかり
ませんでしたので、船で走る
方法はないかと考えました。
フェリーの長さを調べてみると
80m。まあ、往復でみても
150m。5㎞を確保しようと
思うと、35往復しなければ
なりません。朝暗いうちの
4時に起きて、甲板を1時間
走り続けました。甲板は割と
やわらかく、走りやすく気に
入りましたが、朝早くから
何をしているのか不審に
思われてはいけないので、
人がいるときは、歩きました。
大きな客船での旅の場合、
日中甲板を走ることは絵に
なりますが、フェリーの夜行便で
走ることは絵にはなりません。
肩身の狭い気持ち走ったことを
覚えています。
ちなみに、夜行列車とか飛行機の
中では走ったことはありません。