こんにちは 「ようよう坂町」
いよいよ明日は「第17回広島
ベイマラソン大会&第1回ベイ
ウォーク」です。全国22都府県
から1,234名の選手が参加されます。
明日はこの秋一番の寒さとの
天気予報ですが、何とかいい気候で
走っていただきたいと祈っています。
その準備が今朝9時からありましたが、
無事終了明日を待つだけです。
中国電力坂スポーツ施設入口です。
競技場内で開会式とそれぞれの部の
今年初めてのベイウォーク5kmの
広島ベイマラソン大会は、平成2年
県の橋では日本一の長さである
2,600mの海田大橋開通記念で
開催しました。その年の12月に開通
する予定の橋を借りて、5千人規模の
マラソン大会をやろうと話し合ったのは、
走るより酒好きの走友会の新年会でした。
飲んだ勢いとはいえ、5千人規模で
招待選手に1988年ソウル五輪女子
マラソン優勝したロザ・モタさん
(ポルトガル)を呼ぼうというとんでも
ない計画で、誰もできるとは思って
いませんでした。
走友会のメンバーに役場の方も
いたので、町を通じて橋を借りる
交渉をしていただき、了解がとれました。
ところが、招待選手のことはどうするか?
そこで坂町出身で永年ポルトガルで
水泳の監督をしており、事業もされて
いる横地森太郎を通じて交渉して
もらおうということで、坂町の親戚を通じて
交渉をしてもらったところ、これまたOK。
海の上(水面から高さ30m)にかかっている
橋を走るわけですから、海に落ちたらどう
するのか、警備計画はどうかということで、
警察はかなり難色を示しましたが、これも
OK。
その当時最強の選手であるロザ・モタ
選手を招待するわけですから、コーチを
含めての招待料が500万円。資金を
どうするかということで、これまた町を
通じて県の補助金を取っていただき、
何とか資金的にも目途が立ち、実現
の運びになりました。
結局は2,500人の参加でしたが、
今までにない規模のマラソン大会と
なりました。
せっかく盛り上がったムードを続けて
いこうということで、その翌年またマラソン
大会を開催しようということになりました。
その当時広島県にはフルマラソンが
なかったので(今でもない)、フルマラソンを
やれば広島県唯一の大会ということで、
参加者が集まるかもしれない。
しかし、15平方キロと小さい町で、国道の
延長が7㎞余りしかない町で42.195㎞の
コースが取れるかが問題でした。
全国の大会を調べてみましたら、東京の
皇居の周り5kmを走る大会、大坂の
長居競技場の周りを何回も走る大会が
あるとわかり、同じ所を何回も走れば
いいのかと思い、コースを考えました。
わが町には、シーサイドを走る一周
5kmのジョギングコースがあります。
給水地点や役員をできるだけ、少なく
するためには何キロを何回走れば
いいのか。いろいろ検討したところ、
2.5kmを8往復し、最後1.0975㎞を
往復するコースを設定しました。
それで誕生したのが「第1回広島
ベイマラソン大会」でした。それから
今回で17回目を迎えます。