こちらが『佐伯錦鯉市場』でーす。今年は5回のせりと毎年10月には品評会も開催する予定です。
佐伯商工会では佐伯錦鯉生産組合の事務委託を受けており、佐伯錦鯉市場を担当されていたO主任が3月で退職されたため、この度はMさんとUさん2名が引き継ぎ、本日市場デビューしました~。
(今回はUさんが市場の写真撮影頑張ったよー
)
鯉ヘルペス(鯉の病気)の流行で、他の市場が閉鎖された中、広島県で唯一市場が残っているのは、こちらの『佐伯錦鯉市場』だけなんです。
今回のせりもO主任にフォロー頂きながら、本日は金魚の出品を含め出品魚966匹が無事完売でーす。
佐伯地域では、昭和30年頃から錦鯉の水田養殖が行われていました。
町内を流れる玖島川・木野川の豊富な水量と、水質の良いことから旧佐伯町が女性の就労対策として、錦鯉養殖の計画を立案し、昭和37年に10人で養殖を開始したのが始めたそうです。
養殖開始1年後の昭和38年に25名で佐伯錦鯉生産組合を設立しその後、町ぐるみの取り組みと、県淡水魚指導所の技術援助を受け、生産量は増加し、過去の記録によるとピークは昭和48年に、組合員数108名で年間4、000万の市場売上があったそうですよー。
錦鯉は観賞用であるために、高度の生産技術が必要で昭和61年以降徐々に生産者が減少し、生産者の高齢化もともない現在は10名の組合員数で活動してます。
市場では一般の方の見学やせりの参加もできますので、
ぜひ来月(5月22日金曜日)は佐伯錦鯉市場へ遊びに来てくださいね~。
明日は広島県立もみのき森林公園体育館にて、
春選抜第9回『吉和神楽共演大会』が行われます。
ミックさんも観に行ってきま~す。
次回の吉和地域の情報をお楽しみにね~。