前回に続き津田宿から大原宿の写真の紹介で~す。
街道は津田宿より大原宿へ向かい、大原宿までの道は横山を越える松が峠(標高700m)や羅漢山を越える生山峠(標高約960m)など険しい道です。
こちらの写真集の掲載写真をクリックして拡大してご覧くださいね。
『街道の道しるべ』 『重なり岩』
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重なり岩は、縦横高さ共に約3mの花崗岩2つが1m足らずで接して重なり合っている不思議な岩で、昔、市岐姫命が乳飲み子を背負い、出雲から厳島までを旅する途中、ここで休み、岩に帯を掛けたことから「帯掛岩」とされ、市岐姫命を祀り帯掛明神とも呼ばれています。
この岩には大地震で下の路に落ちた際も、参勤交代で通りかかった殿様が危険であるとして上から落とした際も、翌日には元の位置に戻っていたという伝説が残りってますよ。
TV 『なにこれ珍百景』でも取り上げられ、ますます合格祈願の参拝者が増えてる観光の珍名所なのです。
『津和野街道フォトコンテスト』入選作品
『観音堂』、
『石畳』
『石畳』
こちらは地元中学生の作品です。
l 観音堂
観音堂には大きな岩が祀られています。,このあたりは「観音原」といい、この地名の由来はこちらの観音堂があったからだと思われます。(観音堂は芸藩通志にも記載されているよ)
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石畳の道
『かご立て岩』 悪谷の風景
『光る滝』
lかご立岩
松ヶ峠にある大きな岩は、殿様の籠を降ろして休んだ場所といわれる大きな岩なんですね。
l 悪谷
悪谷は谷渡りとなり、梅雨時や雨の日は街道の難所であったようですが、四季折々の山野草が楽しめ、街道ウォークでは楽しい昼食の場所なんですよ~。
島の谷の風景
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地元では「島の谷の明神さん」と呼ばれる「大原明神社」の境内には、樹齢数百年と言われるスギの巨木があります。(写真ではちょっと見えにくいですね)
l 島の谷(大原上)山口県
島の谷は長州藩と広島藩との国境の集落で重要な場所だったそうです。。「山口県歴史の道調査報告書」では島の谷に「口や(物資を取り締まる番所)」があったと書かれていまーす。
『大原宿』津和野街道のほぼ中央にあたる宿駅で、本陣が置かれ参勤交代では重要な集落でした。多くの旅人は大原で疲れを癒した場所なんだそうです。
次回は大原宿から六日市宿を紹介いたしまーす。
作日は電子申告に手まどって、お疲れモードでしたが、もう少しで申告も終わるぞー。 過労死しない程度にがんばろ~ねー
『津和野街道』の詳しい紹介はコチラ
HPをご覧下さいね。