宮島で『もみじ饅頭手焼き体験』してきました。 | 広島県 佐伯商工会

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先日10月25日に宮島へ行き、、午前中は、みやじまん工房で『もみじ饅頭手焼き体験』と午後から『山辺の古径』を歩き、宮島の自然、歴史についての実地研修に参加してきました。




9月から廿日市市の産業・体験観光コーディネーター育成セミナーの研修が開催され参加してます。この事業は、国からの委託を受け、廿日市市が世界遺産『宮島』を中心とした観光振興を促進しながら、市域における雇用拡大を図る『しゃもじんプロジェクト人材育成事業』のひとつです。


 1回目から4回までは座学で、廿日市エリア別の観光施設の紹介があり、5回から7回は実施研修で実際に施設訪問し代表者に説明案内を受け、レポートを提出していきます。


前回は広島県内最大級の栗園、佐伯エリアの小瀬川栗園の見学と


大野エリアにある近代産業施設の中国新聞チューピーパークを見学しました。


旧廿日市エリアの廿日市木材センターではけん玉の組立て体験です。皆さんご存知でしたか、廿日市はけん玉発祥の地なのです。けん玉の遊びも方も教えていただいて、体験観光はおもしろいです。


今回は6回目で宮島の施設訪問『宮島伝統工芸館』みやじまん工房の紹介です。

桟橋より徒歩1分で行けます。宮島の伝統工芸の振興と繁栄を図ることを目的とした施設です。



1階は宮島のしゃもじ、焼き物、宮島彫が展示、販売されています。

体験の受付も1階でされてます。1週間前までに予約が必要で、5人~40人まで受付できるそうです。


2階は『もみじ饅頭手焼き体験』ができます。、山口県から来られた子供会の団体ほか、私たち6人と家族のグループが一緒に体験したので、とても賑やかでした。

もみじ饅頭の生地づくりから、はじめます。



今日は6台のもみじ手焼き器具が準備されてます。

まず型を170度まで暖め、最初、生地の量は少なめに型へ流します。

餡を入れて、また生地を上から流し、30秒片面焼き、ひっくり返し30秒焼くを繰り返し、合計2分で焼きあがります。


焼きあがった、もみじ饅頭の包装も体験できます。



完成です。すぐに焼きたてを食べもよし、持ち帰りもOK。5個のもみじ饅頭のおみやげ付きで、皆さん大満足。修学旅行生もよく利用されているようです。


また、他の部屋ではロクロ細工研修室、宮島彫研修室もあり後継者育成にも努められています。

3階では、杓子づくり体験ができます。


しゃもじの材料は『みずき』、『桜』、『さわぐるみ』の国産を使っているそうです。自分の好きな材料が選べ、まずはしゃもじの表面を磨くことからはじめるそうで、ここでは説明を聞き、見学のみでした。

いろんな焼付けの型があるので、好きな型を自分で選んで、オリジナルなしゃもじを作って、持ち帰ります。

フランスからの留学生の団体が体験されていました。宮島は海外からの観光客が増えており、パンフレットも日本語、英語、フランス語、スペイン語、ドイツ語、中国語、ハングル語、5種類作られてます。



午後からは、宮島の観光ガイドさんに案内していただてき、『山辺の古径』を歩き、宮島の自然、歴史についての研修です。


世界遺産登録されている場所は、神社だけでなく、弥生原始林と海域を含んだ宮島の14%が登録されているそうです。ガイドさんに廿日市市民であれば、知っておきましょうと案内してくださって、初めて知りました。



もみじ谷は紅葉がとてもきれいな所ですが、11月中ごろからが見ごろでしょう。ここで休憩を取り、帰りは表参道商店街、町家通りから桟橋へと3時間の観光コースでした。

『山辺の古径』は厳島神社への東からの最古の参道であったと言われている古径(こみち)です。表参道の賑わいと違って、静寂で今まで知らなかった歴史、風景と出会えますよ。秋の宮島へ、廿日市へ遊びにきて下さいね。


次回の研修場所は、佐伯・吉和エリアで『佐伯国際アーチェリー場』、『もみの木森林公園』、『女鹿平スキー場』『乗馬クラブ吉和』へ行く予定です。


廿日市市は、自然と文化に出会うまちで、マリンスポーツからスキーも楽しめる体験メニューが豊富なまちです。この『体験観光』を売り物に廿日市市観光課で『はつかいち体験旅行』 というパンフレットが作成され、修学旅行の誘致にも力を入れてます。


このパンフレットの中に『津和野街道』も紹介されており、廿日市市の魅力的なスポットとなれるよう、これから、どんどんアピールしていきますから、今後のイベント情報お楽しみに・・・。