令和元年5月13日(月)

金浦勤労青少年ホームを会場に、「消費税率引き上げ対策セミナー」の第一弾として、

「キャッシュレス・消費者還元事業について」を開催しました。

 

今回の企画は、商業部会とサービス部会の合同企画です。

セミナーの開会にあたり、商業部会の山田部会長よりごあいさつを申し上げました。

 

本日の講師は、経営情報管理研究所 代表 杉舘俊彦氏。

ITコーディネータであり、県商工会連合会の嘱託専門指導員でもある、

ICT(情報通信技術)分野でのご指導経験が大変豊富な先生です。

 

キャッシュレスは大きく三つに区分されます。

① クレジットカード、② 電子マネー、③ QRコード決済 です。

それぞれの機能についてご説明をいただきました。

 

今、なぜ「キャッシュレス」なのか?

日本政府ではキャッシュレスビジョンを掲げており、将来80%を目指すとしています。

その背景が、今後迫る大型イベントが目白押しなことが挙げられ、

それに応じて訪日客数の増加が見込まれていることがあります。

2016年 訪日客数約2,400万人

2019年「ラグビーワールドカップ」

2020年「東京オリンピック、パラリンピック」

→2020年 目標の訪日客数約4,000万人

2025年「EXPO2025 大阪・関西万博」

→2030年 目標の訪日客数約6,000万人

 

そこで、今回消費税率の引上げに併せて実施される経済対策の一つとして、

「キャッシュレス・消費者還元事業」が実施されることになりました。

ちなみに、消費税率の引き上げに合わせて今回予定されている経済対策を例示すると、

・キャッシュレス・消費者還元事業

・プレミアム付き商品券の発行

・「すまいる給付金」の拡充

・「次世代住宅ポイント」制度の導入

・住宅ローン減税

・自動車減税

などなどがあります。

 

【キャッシュレス・消費者還元事業】の概要

メリット1 今なら端末導入のご負担なし!

メリット2 決済手数料3.25%以下!

メリット3 消費者還元で集客力UP!

メリット4 レジ締め・現金取扱いコストを省いて業務効率化!

この事業に参画するためには、事前に店舗登録が必要になりますのでご注意ください。

 

商工会では、10月に迫った消費税率の引き上げに対し、

皆様が円滑に対応いただけるよう、集中的にセミナーをご用意しご支援してまいります。

【今後のセミナー開催予定】

6月19日(水) 消費税率引き上げ 税務対策(初級編)

6月24日(月) 消費税率引き上げ 税務対策(中級編)

7月2日(火) キャッシュレス・消費者還元事業〔その2〕

時間はいずれも14時~16時。会場はいずれも「金浦勤労青少年ホーム」です。

皆さまの受講をお待ち申し上げております。