化蘇沼稲荷神社
常陸国風土記の世界
きつの里☆きつひこ❤きつひめ物語
化蘇沼稲荷神社けぞぬまいなりじんじゃ
化蘇沼稲荷神社の拝殿です
藝都里(きつのさと)伝説
昔、国栖(土蜘蛛の類)で、その名をきつひこ、きつひめという者が住んでおった!そのうち、きつひこは、天皇が行幸された際、そのお言葉にたがい、教化に背いて無礼な態度を示した!そこで天皇は、御剣を引き抜き、即座に斬り殺しておしまいになった!
ここに残った、きつひめは、すっかり恐れかしこんで白幡を揚げて天皇を道に出てお迎えし、敬い拝した!天皇は、哀れみを覚えて恩恵をお与えになり、その家族をお許しになった!さらに天皇は、乗興をめぐらして、小抜野(おぬきの)の仮の宮においでになられたところ、きつひめは、その姉妹を引き連れてやってきて、真心を込めて、あらん限り心をつくし、雨風もいとわず朝夕、天皇にお仕えした!天皇は、お喜びになり、恵慈しみになられた!こういうわけで、この野を「宇流波斯の小野」(うるはしのおの)といっているのである
この拝殿で、毎年8月25日に例大祭が開催されます巫女舞と稲荷の相撲が披露されます
巫女舞は、武田地域の小学校の女の子が優雅にまいます
優美な拝殿で巫女舞が披露されます
常設の土俵が設置されています文明10年(1478)の創建と伝えられ、別名「関取稲荷」とも呼ばれています。常設の土俵で、毎年8月25日に例大祭が開催されます
常設の土俵がありますすごいですね
藝都里(きつのさと)伝説
きつひこきつひめの彫刻
宮路久子先生の力作です
この伝説の舞台、石碑は、近くの香取神社です
化蘇沼稲荷神社
茨城県行方市内宿1571-1
電話 0291-35-1591