なめがたは
常陸国風土記の世界
日本第二位の湖、霞ケ浦が見せてくれる夕日・朝日のアート
なんと、清らかで、神々しいのだろう
日本の原風景がそこにはある
人々の営みの中に、静かに寄り添ってくれる美しい自然・・・
私は、ここに生まれて良かったと毎日、改めて感じる
私の家の前から湖が広がり、古代から中世は流海、内海と呼ばれ海水が流入していた。
常陸国風土記によると、数多くの魚が住み、海苔などの海藻が生え、浮島では製塩が
行われていたという。
16世紀末の近世初頭、東京湾に注いでいた利根川を太平洋へ流す付け替え工事が行われた。
そのため、千葉県佐原市(現在の香取市佐原)付近は土砂の堆積が進み、海水の流入が減少した。
霞ケ浦が淡水湖となってきたのは、このころという。また、近世以降の大規模な干拓事業により
陸地化が進んだようだ。
湖の民である私たちが、この湖を後世にどのように伝承するかが鍵である。