千年以上の歴史ある
西蓮寺 常行三昧(ざんまい)会(え)」開催
開催日:平成29年9月24日(日)~30日(土)
平安時代のお姫様
一年に一度の お目見え すてき
~日本唯一 七日七夜の読経三昧~
古代からの仏教絵巻ココ
今年も行方市玉造の西蓮寺で「西蓮寺常行三昧会」
が開催されます
寛治年間(1087~94)に地元の長者が比叡山から
移したものとされ初日・中日・末日には、境内で
学頭寺の名残を防佛させる、雅な籠(かご)行列
がみられまた「常陸高野」ともよばれるように
この法要は、仏立てと言われる宗旨の別なく
近隣近在はもとより遠隔地から新仏の供養に
参詣人が訪れます
また、この期間には現在も市が開かれ賑わいを
みせています
開催日:平成29年9月24日(日)~30日(土)
西蓮寺 常行三昧(ざんまい)会(え)」
行方市西蓮寺の西蓮寺で七日七夜連続で読経する
「常行三昧(ざんまい)会(え)」(市指定民俗文化財)
(さいれんじ じょうぎょうざんまいえ)
行方市西蓮寺の西蓮寺で七日七夜連続で読経する
「常行三昧(ざんまい)会(え)」(市指定無形民俗文化財)
が始まります
常行三昧会は、昼夜不断で堂内の阿弥陀仏の周囲を
巡りながら読経する修行で、全国的にも珍しい
うふっ
お姫様の伝説よ
平安時代に、地元の長者の娘が比叡山に倣って始めたと
されている長者の娘は,西蓮寺ばあさんと呼ばれ、
木彫りの像となり、今も私達を温かく見守ってくれています
お姫様が・・・・おびんずる様におお~
おびんずる様の体に触ってその手で自分の体をなでれば、
病気が治り、頭も良くなれば節々も軽くなる云うおびんずる様
の霊験(不思議なご利益)が、尚深く信仰されています
じつは・・・・すごいことが
おびんずる様は、西蓮寺ばあさんとも呼ばれています
それは なぜ
むか~し~むかし
平安時代後期のこと
源 義家(みなもと の よしいえ)八幡太郎の通称でも知られる。
が奥州征伐の折、この地に立ち寄り唐ケ崎長者
(現在の行方市)の家で、お昼を振舞ってくれとお願い
しましたが、お武家様に食べされるようなごちそうは
ございませんとお断りされましたとさ
それなら 出来合いでいいから
それは それは、素晴らしいごちそうがでた
こんな力のある長者を残しておいたら謀反
の恐れがあると、唐ケ崎長者の家の者を皆殺しにしました
神様のお告げで酒となる湧水を売った親孝行息子は,
後に鹿島へ向かう大道沿いに唐木造り白檀の門構え,
三百間四方を土手で回すほどの長者となった。
その時、病弱な小さな女の子がひとり生き残りました
そして、西蓮寺に預けられました
薬師如来、釈迦如来、阿弥陀如来を安置して西蓮寺
を再興比叡山より,常行三昧会を移し一族の供養
に一生を捧げました
ある時、西蓮寺が火事になって、新しい寺院を
棟上する時に、大工さんの手違いで日が落ちてきました
西蓮寺ばあさんが、薬師如来、釈迦如来、
阿弥陀如来にお願いしましたところ、にわかに
西のほうが明るくなって無事に棟上が終わった
という言い伝えがあります
富豪ゆえ源義家に滅ぼされながらも,一人この難
をのがれた長者の娘は,西蓮寺ばあさんと呼ばれ、
木彫りの像となり、今も私達を温かく見守ってくれて
います
西蓮寺ばあさん
ありがとう
稀有な仏会 常行三昧会を伝える 西蓮寺
西の比叡山東の西蓮寺
常行三昧大法要を修行する常行堂には、
明治17年(明治16年全山の建物焼失のため)
以後奉建にかかる20万霊以上の信徒各位の
祖霊が安置されております
千年以上の歴史がある
日本国中どこにもなく、当山のみに伝わる独自のもので、
いかに尊い有難い法事であるか
常行三昧とは
天台宗独特の法儀で、古の唐の天台大師の流れをくみ
慈覚大師によって比叡山に渡り、後に当山に移されて、
千年の歴史を持っています
はじめの9月24日から30日の結願に至る7日間
20名以上の僧侶が交代奉仕され、西蓮寺独自
の節回しによるお経を昼夜一刻の休みもなく、
立行誦経する大法要であって、日本国唯一の
ものがこの西蓮寺にあります
常行堂にある観音様です
ここで昔から仏立てが行われ、亡き仏様には最上の
追善供養と考えられて、各地の信者の方々が年々多くの
新霊を奉安して冥福を祈念されています
僧侶が読経しながらお錬行列
お練行列
常行堂から客殿へのお練行列がある
籠行列は、9/24・9/27・9/30の正午開催
エリザベス
ここにくると、気持ちが清清しくなるの
西蓮寺 客殿(法華堂)
87坪、明治43年建立 本尊釈迦如来安置法華経読誦
の道場で普通一般の法要を行うのはここである
雅な籠行列
ほら貝を吹く
初日、中日、末日には、境内で学頭寺の名残を彷彿、
雅な籠行列がみられます。また、「常陸高野」と呼ば
れるように、この法要は「仏立て」と言われ、宗旨の別
なく近郷近在はもとより遠隔地から新仏の供養に
参詣人が訪れます。
人間は、大自然の中で生きる知恵を育み、
心豊かに生きるための術を創り上げてきました
小さな脳に大きな夢を膨らませて大願成就に向けて
努力してきたのでした
拍子木やほら貝の音とともに、約20人の僧による
かご練り行列が客殿を出発し、常行堂へ行進。
堂内へ移動後、寺独自の節回しによる読経が始まった。
西蓮寺ばあさんの祈り
人がこころ動かす時、祈りが生まれ、ひとからひとへ、
親から子へ、師から弟子へ
祈りを満たし希望を叶える聖地
常陸七福神の寿老人が、本堂にいらっしゃいます
パワースポット 西蓮寺へ
西の比叡山・東の西蓮寺
おいでよ
行方市へ