菖蒲
一週間が出荷の勝負
しょうぶエキスの血行促進効果と「勝負」や「尚武」の縁起も担ぎつつ、邪気を払って「無病息災」を願う節句の日がもうすぐです
大忙しだぁ~
わわ
菖蒲の田んぼから取ってきて
葉ショウブの出荷が最盛期の行方市
5月4日までが、最後の勝負だ
行方市山田の農家では、葉ショウブの出荷が最後の大詰めです
お家の人も近所の人も
親戚も
総動員
エリザベス う~んいい香り
あのっ田んぼの葉ショウブを抜かないでおいたら、菖蒲の花が咲くの
いえいえ
種類が違うから 咲かないよ
ハナショウブ(アヤメ科)ではなくて、サトイモ科のショウブの葉っぱらしいです
菖蒲(しょうぶ)の節句
菖蒲の田んぼです
行方市の北浦地域では、約37年前に生産が始まり、約40人が栽培しています
計約60トンが北海道から中国地方まで出荷されています
若葉の香りをはこぶ薫風
菖蒲のお風呂ね
端午の節句用の菖蒲の生産
生産者は「5月5日を過ぎたら、もうただの葉だから
それに向けて調整して生育させなければならない」と話した
田んぼから持ってきたものを洗って
収穫期間はおよそ1週間1本1本、手で刈り取り、仕分けも手作業なので、この時期は毎年、とても忙しいということです
菖蒲の「葉」より「根」の方が血行促進効果がある
茨城県産 北浦葉ショウブ
癒される古代の香
天然のアロマテラピー
端午の節句の恒例行事
「葉しょうぶ」をお湯にいれて、ゆっくり入浴
小さいお子さんのいるお宅では、洗濯ネット等に入れて お湯につけたらいかがでしょうか
気持ちいい~
5月5日は端午の節句
菖蒲は、強い解毒作用があり胃薬として、また神経の緊張をほぐし血行を
よくし、打ち身にも効く薬草として古くから珍重されてきました
よもぎや菖蒲を飾って
田植え時期の厄除けとし、
また菖蒲は「軒しょうぶ」と言って、ヨモギと対にして軒にさし、魔よけとして使われたりしました。屋根の上におくことによって邪気や疫病を祓うと考えられていたのです
エリザベス癒されたいわ
或いは、お風呂にいれることで体をきよめ、疲れを除こうとしたのです。
菖蒲は、「勝負」「尚武/武事による徳を尊ぶ」と通じると考えられて、丁度端午の節句の時に咲くことから「世の中で負けないように、たくましく育て」という祈りをこめて飾られてきました
行方産の北浦葉ショウブ
どんなときも負けないわ

