エリザベスです
屋根より高い~鯉のぼり
端午の節句を彩る行方の伝統の
数々をドーンと ご紹介しちゃうわ
霞ヶ浦にゆうゆうと
勇ましく泳ぐ陽くんの鯉のぼりです
<鯉のぼり>
鯉のぼりの起源はいろいろな説があります
が、本来は武家が出陣の際に使った幟を上
げたというものや元寇の勝戦が5月5日で
足利尊氏の天下統一の日が5月5日であり
武家社会で幟をたてるようになったという説
もあります
鯉のぼり珠
竹細工の職人 吉田 平さん
〒311-3514
茨城県行方市西蓮寺1318-2
TEL 0299-56-0902
■竹細工職人が丹精を
込めて創り上げる
技と文化■
4月に入り端午の節句を祝う鯉のぼりが
あちこちで上がっています。
その鯉のぼりの幟の頂点部分を見ると風車
や竹でできた大きな篭のような飾りが目に
入ります
この竹の篭状の飾りを
「鯉のぼりの珠(たま)」と呼び、
竹細工の職人が製作しています。
竹細工の職人 吉田 平さん
大珠よりも小珠を作る方が手間がかかる
んです と吉田さん
県内外からも注文があります
茨城県内では、水戸や大子にも2~3人いる
ようですが、行方市在住の吉田平さんも
その数少ない技術保有者の一人です
14歳から竹細工を学び農家や家庭で使用
する篭や道具を製作してきました。
その技術が認められ鹿行文化賞も受賞して
の竹籤で編まれています
髭状に外へ伸びる小玉は約2m30cm
手部分に約10cmの玉が付けられ12本
付けられています
強風にも耐えられるよう補強もされ、海沿いで
の設置も考慮し取り付け金具には銅製品を
使用しています
お祝い事には偶数を忌み嫌う日本人である
ことも考慮し、小玉がもうひとつ大玉の上に
も載せられ13個付けられています
因みに鯉のぼり用の棹丈は、7間5尺3寸の
七五三の奇数となっています
行方の竹細工の匠
菖蒲(しょうぶ)の節句
いい香りの菖蒲湯に入ってね
うーん まるで アロマバス
5月5日は端午の節句
菖蒲は、強い解毒作用があり胃薬と
して、また神経の緊張をほぐし血行を
よくし、打ち身にも効く薬草として古く
から珍重されてきました
よもぎや菖蒲を飾って
田植え時期の厄除けとし、
また菖蒲は「軒しょうぶ」と言って、ヨモギ
と対にして軒にさし、魔よけとして使われ
たりしました。屋根の上におくことによって
邪気や疫病を祓うと考えられていたのです
職員のM木です
エリザベス様
あなたが商工会の魔よけ
エリザベス
なんですって
意味わかんない
或いは、お風呂にいれることで体をきよめ、
疲れを除こうとしたのです。
菖蒲は、「勝負」「尚武/武事による徳
を尊ぶ」と通じると考えられて、丁度端午
の節句の時に咲くことから「世の中で負
けないように、たくましく育て」という祈り
をこめて飾られてきました
強く育ってね
鯉のぼりを掲げ、武者人形を飾り
ちまきや柏餅を食べて祝います
北浦 山田川付近の菖蒲の田んぼ
もう少しで出荷です
この付近の北浦では端午の節句用の
ショウブの生産が昔から続いていた。
節句の日、ショウブの葉を入れた風呂
に入ると病にならないといういい伝えが
あり、多くの家で行われていました
出荷4月20日~月末まで
が本当の勝負
エリザベス
男の子の節句をエンジョイ
鯉のぼりでしょ 菖蒲のお風呂でしょ
厄除けの菖蒲とよもぎ
柏餅ちまきも食べなくっちゃ
あ~ん
エリザベスは楽しいこと
だ~いすき