20日 午後から 男女共同参画市民講座が 開かれました。
会場となった 市役所の星野支所の 大集会室は 満員の状態で 関心の大きさがわかります。
テーマは 男女が共に支えあう地域づくり 豪雨災害を教訓に!
安心安全な住みよい村づくりのために・・・・・・
開会行事の次に 消防署から 昨年7・14の 災害について 映像を使って 説明がありました。
星野村で 7月14日午前6時~6時10分の 10分間の雨量 27ミリ
午前5時50分~6時50分の 1時間の雨量 105.5ミリ
7月14日 1日の雨量 469.5ミリ
7月12日~15日 4日間の雨量 774ミリ
1年間の平均雨量 2062ミリ 梅雨平均雨量 831.2ミリ この数字を見ただけで
どれだけたくさんの 雨が降ったかがわかります。
村全域が 災害に見舞われ 電気、電話、携帯電話、水道などのライフラインは途絶え、
星野村が 完全に孤立したことが説明され 改めて当日のことが よみがえりました。
ライフラインが途絶えたことで 情報が入ってこない状況が 続いた。
また、村の方 4名 (星野村の4地区から)の 避難の体験発表があり、 恐かった体験が発表されました。
◎ 集落から外に出る4つの道路が通行不可になり 主要道路の橋が流された。 みんなで畑などを道路にして 避難した。
◎ 自分の家は 川も遠いし 大丈夫と思っていたが、 あちこちから水が流れだし 避難したが、 そこも危ないことになり 再度 高いところに避難した。
◎ 家の前から土石流、 裏から 泥水がどっと入り、命からがら 家族でやっと非難した。
「半年たった今も 土石流に追いかけられる夢を見る。」 公民館で避難生活をした。
◎ 地区が 孤立したので 地区住民 49名が 自衛隊のヘリで避難し、 高齢者の大半は
村外の親戚などに 避難したことなどが 体験談として 発表されました。
みなさん とっても 恐い思いされましたが、 発表されたのは 4名だけで 代弁されたにすぎません。
このような 体験を基に 反省や これからの課題などが 浮き彫りになりました。
恐い体験をされる 住民代表の方。
また、ドクターヘリ、消防署のヘリ、自衛隊のヘリが 活躍したこと。
ヘリコプターは 九州各県からはもちろん 島根県や鳥取県、京都府からも 応援いただいたとの報告がされました。
島根と鳥取からは 来ていただいていたにも関わらず 視界不良で 帰らざるをえなかったとのこと。
京都からのヘリは 情報収集にあたってもらったそうです。
改めて 各地から応援いただいたことを 再認識しました。
どこに どんな形で 避難したらいいか? には 答えは出ない。
◎ それは 災害状況が違う、 山があり、川があるので どこが安全かは わからないので、
◎ 日頃 どこに避難するかを 考えておく必要がある。
◎ 災害が起きる前の 情報を聞き 早め早めの行動をする。
◎ 地域で協力して避難し、 人員の確認をする。
◎ 地図上で 避難の訓練や 避難のやり方を考えておく。
◎ 家族と離れたときなど 落ち合う場所を いくつか決めておく。
◎ 自分の命は 自分で守ること。
◎ 自分は大丈夫と思っても 避難命令や避難勧告には 応じてほしい…などなど
日頃から災害時のことを考え、 冷静に 早めに 行動をすることが 大切ですね。
長くなりましたが 災害は いつ どこで どんな形でやってくるかわかりません。
少しでも 参考になれば と思い 記しましたが、 書ききれていません。