正月から1ヶ月のあいだには、いろんなしきたり 言うか 昔から息づく文化があります。



元日には まず 家族全員で 「おめでとうございます」 のあいさつをして


菓子器にいれた 米、こんぶ、するめ、干し柿をお菓子に お茶 をいただきます。


それから 屠蘇や おせち料理で新年を寿ぎます。



来客にも 同じようにして 出します 


それから 1月7日には七草がゆ。



11日には 神様にお供えした 鏡割り。   ぜんざいにしたり、雑煮にしたり、焼いたり・・・・



お正月の間 神様に飾っていたものを焼く おおねび焚き」、子供会を中心に 土、日に開催です。


「鬼火焚き」  「どんど焼き」 と言う 地域もあるようです。




14日には その年の五穀豊穣を願った モグラ打ち。


竹に ワラつとを くくりつけ、 


「14日のモグラ打ち、軒ダレ、ネキダレ打ち回せ」 と言って、庭をたたきます。


モグラ打ちは 我が家では 今では やっていませんが、その昔は、庭を叩いて折れた竹を


「柿がなるように」 との願って 柿の木にかけていました。



正月15日には 「だんだらがゆ」 を作ります。

小豆ごはんにお餅を入れて炊きますが、お餅と一緒に ご飯を炊くのは 年に一度、 この日だけ。  

赤飯にお餅がだらりと とろけて混じってる 「だんだらがゆ」 です。 (写真)


なまって 「だんだらがい」 とも、言います。

福岡県 星野村商工会-だんだらがゆ    福岡県 星野村商工会-だんだらがゆ



それから 20日正月へと 続きます。


田舎に昔から 伝わる 正月行事でしょうかね ?



90歳になる 年寄りがいる 我が家なので こうした行事は いまだにやっています。