広島県連ブログ担当以来、今日は初のプライベート・エントリです。
若干本来の趣旨とは異なる私的投稿として本日ご紹介するのは、
佐伯区湯来町和田にある“みんなの元気な店”。
地元の高齢者グループ“花草会(はなそうかい)”が、
地域農産品の販売促進を図るとともに、
元気な高齢者の生き甲斐創出やふれあいの場の提供を目的に、
平成17年(2005年)12月にオープンさせたお店です。
国道443号沿いに建つ古民家を改築したお店
築100年以上の古民家を改装した昔懐かしい雰囲気のお店では、
平均年齢77歳(最高齢者88歳)のおばあちゃんたちが、
文字どおり生き生きと元気に楽しくお店を切り盛り。
元気なおばあちゃんからさらに元気がもらえる
メンバーや地元住民らが持ち寄る新鮮野菜、手づくり手工芸品、
地元でとれた山菜などを使った田舎ならではの料理を、
素朴で温かなもてなしの心を添えて安価に販売、提供しています。
とれたてのみずみずしい野菜が店頭に並ぶ
湯来の食材を生かした手づくりの味もずらり
お昼の日替わり定食600円。囲炉裏端で味わう
このみんなの元気な店を知ったのは今月初旬のこと。
湯来町の地域情報を掘り起こし、発信するブログで目にして以来、
(「湯来町で温泉サルサ!」
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みんなの元気な店が頭の中にどっかりと居座ってしまい、
ゴールデンウィーク後半戦開始を待って初めての訪問。
想像に違わぬスローな環境と時間、料理の魅力に引き込まれ、
新たに「17日は田植えの日」との情報を聞きつけて、先日再訪。
残念ながら到着前に田植え作業は終了しており、
その輪に加わることができなかったために、
湯来の自然の味覚を存分に満喫した後に気分だけでもと、
足湯ならぬ“足田”を心ゆくまで堪能。
許可いただいたうえで田んぼの中に両足投入
みんなの元気な店では時おり、湯来南高校家庭クラブの生徒が
地域特産品を使ったアイデア料理やメニューを提供しており、
この日も女子生徒5人がアイデア料理普及活動の一環として、
フキの葉入りのお菓子“フッキー”などを店頭で販売。
来店者に元気に声かけをし、明るい笑顔をふりまいたりしながら、
販売体験を通じて商売の仕組みや接客マナーを学んでいました。
花草会はふるさとの将来を担う若者に生きた学びの場も提供し、
世代を超えた交流の促進や人材の育成にも貢献しているようです。
地元高校生たちが創意工夫を凝らしたお菓子
花草会が13年前に立ち上げた朝市が前身のみんなの元気な店。
自らが楽しむことで周囲の人を楽しませる理想の輪を広げ続けて、
高齢者が地域の活力向上をリードする好事例を見た気がしました。
古き良き懐かしい日本の情景に出会いに、
みなさんもぜひ、出かけてみませんか。
みんなの元気な店
広島市佐伯区湯来町和田611-2
開店日/毎週水・土・日曜日
開店時間/午前9時~午後4時
問/みんなの元気な店 TEL(0829)83-0601
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