※映画のネタバレあります
見たくない方はお引き返しください






あんなに鬼滅の刃を見せるのは避けてる…
とか言っていたくせに


「煉獄さんはなんで
鬼にならなかったと思うか?」
私の母に質問していたり
(私の母は鬼滅の刃が好きで既に映画に行っている)


「炎の最初の歌詞は“ありがとう”じゃなくて“さよなら”なんだ…」とか言いながら

毎日ピアノで炎を弾く息子を見て、


見たいんだろーな…照れ
でも私が「怖い」と言ってるから
私に「見たい」って
言わないんだろーな…照れ


今ならもしかして
大丈夫かな?と思って
息子と二人で映画を見てきました。


息子が私の母に煉獄さんについて質問していたことを
あとから母に聞き、
「あの子、ちゃんと、よーくわかってたよ。」と
聞いたこともあり、

あんなに見たいっぽいのを私がダメダメ言って
本当は知らない映画の煉獄さんの話を
ずーっとしている息子に
「それでいいのかな」と思う気持ちも出てきて。
いざ!と決めました。



息子は上映中に何度も
「は〜、楽しい…おねがい
満面の笑みで私にしみじみと言ってきて、
本当に本当に嬉しそうでした。
映画館で見れたことが嬉しかったのかなウインク



最後は
「周りがみんな泣きそうだった…
俺はずっと煉獄さんのこと考えてた」
とだまーって座り、感慨深げでした。



朝から夕方まで
息子の食べたいお店に入って
欲しい本を買って、
妹とパパへのお土産を買い、


「はー、楽しかった!
今日は煉獄さんのことを考えて寝る。
煉獄さんの夢も見ると思う」

「今度夜の電車に乗ってみたい。
映画とどこが違うか
自分で乗って見てみたい。」
と言って
満面の笑みで就寝した息子でしたおねがい





以下、
鬼滅の予備知識ほぼゼロの母が
息子と映画をみた感想。
(というより映画を見ながら思っていた
心の声。)
※たぶん解釈とか間違ってると思うし
めちゃくちゃなこと書いてます。
※禰󠄀豆子と炭治郎の設定くらいしかわからない人が書いてます。
※決して映画を
馬鹿にしたりはしていません。



▼心の声スタート


このひと…
なんで顔だけ猪なの?



敵がすんごいネチっこい…
こんなネチっこい人物
息子に見せたくない…
※(当然)めっちゃ見てる


で!
あんなに
ネチっこく
作戦練ってたくせに
わりとあっさり倒されたな!
コイツ電車で
仰向けに寝てただけやん!


電車止まった!!
勝った!?
え、ラスボス!?なに?!
どっから出てきた?!
このラスボスって
電車関係ある!?
なんで
いきなり出てくるの?!
電車止まったのに!!
おい映画のタイトルー!!


鬼滅ってやっぱり
琴線に触れる家族ネタがヤバいー
これ子供より親のほうが泣けるだろー
むしろ親を泣かせにきてるだろー
ここ責めるのは残酷!


死なせるなやー


こーゆう、人の死から
感動エピソードを引き出す話ってやっぱり苦手!!

わかるよ、
感動するのはわかる
泣くに決まってるよ大切な人が死んでんだから
でも死で泣かせるの超苦手!!
だから人が死ぬ映画は嫌なんだよーーーーーー

誰かが死んで
それで
前向きになんて
なれるかアホ!!
「あの人の死が原動力」みたいなのほんとイヤー!


なんか…
命をかけてでも頑張らなきゃいけない美学って
ツライなー(T . T)
仲間を守り自分の美学を貫いて死ぬ…
つっらっっっっっ!


逃げてもいーのに!
いーんだよ!


でもみんなコレに感動して
日本で一番
売れてんだもんなー

日本人はこの美学
大好きだよねー…
自己犠牲的な…


そしてこの美学が
子供達にこうして
すり込まれてゆく…
 
「つらくても
頑張らなきゃ
いけないんだ!」って…


自分が犠牲になっても
仲間を守る…って?!


つらっっっっ


死ぬくらいなら
べつに逃げていーし!



あー、もうつらいから
次はそーゆう映画が
流行ってほしい。


感動半減でもいいから
「逃げて怪我を治して
また出直し!★」で
いいのに…!


よくわからんけど
このキャラ
めちゃ重要そーなのに
死なせていいんかい!


もうやめてーーー
感動するのは
わかったからーーー!


ここがハイライトなんて
つらいよー(T . T)

うわ
この歌詞ーー!!



以上チーンチーンチーンチーン


あの、こんな感想持つなんて
私がなにか潜在的に病んでんのかな真顔キラキラ
って自分で思ったよね(笑)


すんごい映像が綺麗で
話もおもしろくて
人気なのがとてもよくわかったおねがいキラキラ

でもエピソードがしんどくて
直視するのがしんどいえーん


深く考えるとやるせない
心をえぐるエピソードの数々…


ワタシやっぱり人が死ぬ映画は苦手。
たとえそれがアニメでも。


漫画を全巻読んだりしたら
また違う感想もつのかもしれないが…!


息子が意外とケロっとしていて救われたチーン 
 

自分が5歳の時に見ていたら
こんなにケロっとしていられず
しばらく引きずったかも…


彼がこの映画を
どう捉えているかはわからないけど
彼なりに何か感じるモノがあり
「煉獄さんのことを考える」と言って
寝たのかな…

 
翌朝は
「昨日の映画は
戦いの光が綺麗で
びっくりした!!!!おねがい」と
パパに報告していましたニコニコ


ひとまず「ママとのお出かけ楽しかったハート」と言ってくれて楽しい一日でしたウインク