人事からメールが来ました。


「今年度、
新たに育児休暇から復帰した
社員の上司向けの研修で、
育児と仕事の両立についての
大変さなどを
話す役をしてほしい」


とな。


私で大丈夫?


かれこれ会社とは
休みの取り方を巡って上司と揉めたり、
(当時の人々は結局色々やって既に異動)
⬇︎
色々、色々なことがあり
現在のスタンスに落ち着いてきました。


現在のスタンス。



第一線で働く、
若手バリバリの、
やる気に満ち溢れている
やり手の皆さんを
陰で細々と支える、
時に口うるさい、
おばたん♡



私も20代前半の
新卒バリバリの頃は思ってました。


あのおばたん、
全力で働いている気がしないのに
大物感あふれていて
どう接したらいいかわからない…
…なんか苦手!!って…。



この歳、この環境になってわかりました。


私は全力で働いている!!
あの時のおばたんも、
きっと全力で働いていた。
役割が違うだけ真顔キラキラと…



やる気に満ち溢れ、
行く先々の細かい小石をきちんと全部拾い、
「これはこうだと思います!
「ここをもっと
こうしたらいいと思います!!
「この表記はダメです、きちんと全員に修正させるべきです!!」と、
キラキラ輝いて業務に全力を注ぐ
若手ちゃんたち。
そうそう、キミ達の役割はそれだ。
世の不条理に全力で
立ち向かって戦ってくれ。


おばたんには無理だ。
私はもう、大きな岩しか拾えない。
大きな岩をよっこいしょ、と
どけて片付けて、
それなりにでもみんながね、
事故なく道を通れたら
それでいいのよ。
あー、相手方へのミスの指摘?
うん、致命傷じゃないから
今回は個人への名指し指摘はやめよう。
「直しといたよ!次気を付けてね!」
って爽快に言っておこう。
キミがイライラする気持ちわかるよ。
相手にズバッと「迷惑です!」って指摘したい気持ちわかるよ。
今指摘するより、こっちで改善案出して、
それ、やってもらお。
そしたら
全体が整って、他の人もみーんな助かるわ。

ちょっと調整してみるから、
細かい立案やってみてくれる?

あ、おばたん、もう定時だ…
ごめん、サヨウナラ。


…こんな毎日ですチーン



若い子たちが働きやすいように
ひたすら
時短システムの構築とか
無駄を省く作業ばかりしている…。

もう、無駄が気になって気になって。
いかに効率よく
業務が進むかばかり考えている…


「この書類に
こんなに時間かけてらんないよ。
そもそもこの書類いる?いらない?」って
ずーっと昭和のシステムにブツブツ文句言って削除しまくってるオバタンになってます…


それで書類が作りやすくなったり、
みんなの残業が減って
仕事がしやすくなれば
それでいーな。って…


周りもありがたいことに
理解してくれる人ばかりで
お互いフォローしながら
なんとか仕事できています。


第一線から退いた感というか、
小休憩させてもらっている感じを
沸沸と実感しながら働いている。


バリバリ働けないことに
時々寂しくなる気持ち
まったくないわけではないけれど
だんだんと
「自分が今やること」がわかってきた感じ。


社内の子育て社員の談話会などでも
小学校に入ったらもっと大変とか
下の子が小学校に入ったら時短してでも大変だから退職しなきゃいけないと思ってた…とか
そんな話を本当によく聞くので


あ、いまが一番大変なワケじゃないのね…という覚悟をし始めています。



これから育児休暇から復帰する社員上司に向けてなにか役立つ話ができればいいなと思います。


自分の頭の整理のために
続編もそのうち書きます。