俳優のプロとアマチュアの違いはなにか。
他の芸事の世界でも度々議論になりますね。
私もプロの俳優を自負し活動をしているので一番は本人の意識という点だと思います。
更にプラスするとするなら、「社会貢献・他者に喜ばれるか」を考えての技術・サービス提供するか、出来ているか。
お客さまという他者・外社会を想っての芸術活動は立派なサービスであり、社会貢献と思います。
なぜなら視点が自分から離れることで、他人が何を喜ぶか、興味をもつか、惹かれるのか考え始めます。さらにそこに到達する為の「技術力向上・提供方法の工夫」へと意識が向かうからです。
こう考えると、アマチュアという言葉の意味は無くなるのかなと思えます。
技術の向上は芸事を続けていく限り要する事ですし。よく「お金を稼げているか否か」がテーマに上がるプロアマ論ですが、お金は二次発生的な産物でしかないわけですね。
プロと意識されない方々はシンプルに「○○をしているヒト」である。
そこから芸事への意識の高まりと、芸事の提供の仕方次第でプロへと進化するグラデの流れがあるだけなのですね。
やはり本人の意識次第かもしれませんね。
逆説ですが例えば、技術もなく他人のことを考えない自称俳優が自分の好きなように活動するのは、まぁ自由ですので出来るのでしょう。
ただあまりにも自己満足、自己陶酔が過ぎた演技や公演を続ければ、お客様の脚は遠のきます。
極端ですが、表現と称してお客様に罵声ばかり浴びせるなど🙅♀️誰も喜びません。