オーストラリアのNetflixでは、2024年11月から日本のテレビドラマ『JIN -仁-』が配信されています。
ウィキペディアによると、このTBSドラマは第1期が2009年10月11日から12月20日まで、完結編(第2期)が2011年4月17日から6月26日まで放送されたそうです。
ネットフリックスではシーズン1とシーズン2、それぞれ11話をみることができます。
ある事件をきっかけに江戸時代へタイムスリップしてしまった現代の脳外科医・南方仁(大沢たかお)が、満足な医療器具もない中で幕末の人々の命を救い、医術を通して幕末の英雄・坂本龍馬(内野聖陽)らとの交流を深めながら、公私に渡り支えとなる橘咲(綾瀬はるか)や吉原の花魁だった野風(中谷美紀)らと共に、自らも幕末の動乱に巻き込まれていく壮大なヒューマンドラマです。
続編では、残されたすべての謎が明らかになります。
- 仁の頭の痛みは何だったのか――
- 仁はタイムスリップして再び現代に戻るのか、それとも江戸で生きるのか――
- 咲の想いは届くのか――
- 吉原を離れた野風のその後は――
- 現代の未来は果たして――
- そして刻々と近づく坂本龍馬暗殺という史実――果たして仁は坂本龍馬を救うことができるのか!?
出典:TBS『JIN 仁』
オーストラリアに住んで長くなると、日本の出来事で、すっぽりまるごと知らなかったことがよくあります。大沢たかおさんのことも、去年ネトフリで「キングダム」をみるまで知りませんでした。
王騎将軍の演技をみて、「大沢さんって、存在感はあるけれど、クセの強い個性派俳優さんなんだ〜」と思い込んでいたのですが、、、なんのなんの、こんなに素敵で魅力的な俳優さんだったとは!(と今さらですが)
私は大好きな江戸時代の話と思ってみはじめたのですが、気づけば大沢たかおさんの演技にすっかり魅せられていました。
あの頃の大沢さん、今とはまた違った輝きがありましたね。
そして綾瀬はるかさんとは当時恋人関係にあった(事務所に反対されたとか)という記事もみかけましたが、あの切ない恋愛模様を見ているとそれも納得してしまいます。こんなに切ない物語を演じていたら、そうなってもおかしくないな〜と。
綾瀬さんのこのインタビューは、まさに「恋する乙女」ですね。
脚本、演出も本当に素晴らしかったです。
私は今年3月30日からみはじめて、4月29日に見終わりました。
4月は職場のスタッフを引率して日本にいっていたため、最終話はオーストラリアに帰国してから鑑賞しました。
日本滞在中には、高知にも仕事で行く機会があり、桂浜にたつ坂本龍馬像もみることができて、とても感慨深かったです。
坂本龍馬を演じた内野聖陽さんも、本当に素晴らしかったです。「龍馬ってこんな豪快で、牽引力があって、魅力のある人だったんだろうな」とリアリティを感じさせてくれました。内野聖陽さんのことは今まで知りませんでしたが、すっかりファンになってしまいました〜
これまで仕事で四回ほど高知にいっていて、高知弁にもなじみがあるので、懐かしく嬉しい気持ちにもなりました。
いやぁ、「仁」は本当に素晴らしかったです。これほどまでに切なく、美しいお話があったとは。名作です。五つ星。出会えてよかった。