仕事も忙しいし、暑さも厳しくて、なかなかブログを書く時間がとれませんでした。

昨日は42度もあって、さすがに暑すぎました〜〜。

今日は少し気温が下がったのでホッとしています(それでもノースリーブワンピに素足!)。

 

日曜日の夜、今年にはいってから2回目の映画館鑑賞を果たしたんですが、それがとても良かったのに、いつレビューを書けるか、、。

 

とりあえず1月に配信で鑑賞した映画の感想から書きます。

鍵泥棒のメソッド(2012)

 

 

あらすじ

銭湯で転倒し頭を強打。記憶を失った羽振りのいい男。 居合わせた売れない貧乏役者・桜井は、出来心からロッカーの鍵をすり替え、彼になりすます。が、その男はなんと誰も顔を見たことない伝説の殺し屋コンドウだった!桜井は男にきた大金の絡んだ危ない依頼を受けてしまい、大ピンチに。一方、記憶を失い、自分を桜井だと思い込んでいるコンドウは、真面目に努力して、役者として成功する事を目指し始めてしまう。そんなコンドウの姿に好感を覚えた婚活中の女性編集長・香苗は、なんと彼に逆プロポーズ! 失われた記憶、大金の在りか、そして結婚の行方――複雑に絡み合った事態の行く末には、なんと、映画史上に残る爽快でトキメくラストが待っている!?(引用元)

 

 

 

感想

 

国際交流基金が運営する日本映画動画配信サイト「JFF Theater」(Japanese Film Festival Theater)で1月23日にみました。(もう三週間前、、)

 

堺雅人さんは「南国料理人」ではとても良かったのですが、「クヒオ大佐」の役はあまり好みではなく、また同じような個性的すぎるヘナヘナ演技だったらと思い、見るのをためらっていました。でもせっかく海外限定で配信されているので鑑賞決定。

 

始まったら、やっぱりあのヘタレ演技だな〜と苦手意識が襲ってきましたが、香川照之さんが登場したら最高にかっこよくて、すっかり引き込まれてしまいました。

殺し屋がこんなに似合う俳優さんがいるなんて!

歌舞伎役者さんってやっぱりすごいんですねぇ。

 

そんなクールな殺し屋が、記憶喪失のために、ヘタレな売れない役者の堺さんとすり替わってしまうから面白い。

でも記憶は失っても几帳面で真摯な性格は変わらないから、魅力あるんですよね〜。

 

オンライン化が進み、海外に住んでいても日本の出来事がリアルタイムでわかるようになりましたが、今回、香川照之さんについて調べてみたら、なんと香川さんにも性加害スキャンダルの過去があったのですね。

 

共演者の広末涼子さんの不倫騒動も記憶に新しいし、国際交流基金推しのこの映画のスキャンダル度はかなり高い、、

 

でも映画での広末さんの不思議キャラは良いかんじにはまっていたし、彼女の魅力もわかる気がしました。

 

メインキャスト三人のきわだつ個性と演技力がこの映画の魅力なのは間違いありませんが、なんといっても脚本がいいです!

最後の最後まで驚きの展開で、秀逸なコメディ、と思ったら、公開当時、脚本賞を受賞していました。納得です。

 

実は、嫌だったらみるのやめよう、ぐらいの消極的な鑑賞だったのですが、これは拾い物でした。

ムロツヨシさんが一瞬登場するのもサプライズで(笑)

 

息抜きにはぴったり!

考えさせられるとか、重みのある作品ではないから、全体評価は三つ星半になるけれど、コメディとしては楽しくて、見て良かったです。

機会がありましたらどうぞ。