メリー・クリスマス!
オーストラリアでは25日のお昼に親族で集まってクリスマスディナーをします
うちも上は75歳、下は2歳の十人で集まって昼〜夜まで楽しい1日をすごしました
まだ喉の詰まり感がとれないので、無理をしないように要注意だけど、みんなでワイワイ過ごすのも気分が高揚してよかったです。
昨日、25日の最高気温は36度くらい。湿度が低いから快適でした。
集まったお家のプールで泳げたけれど、今年も水着を忘れた
アデレードの夏は、毎日ず〜っと暑い、というのではなくて、気温はさまざまです。今日、26日の最高気温は26度。1日リラックスするのにちょうどよかったです
オーストラリアでは自宅をクリスマス飾りでデコレーションする人も多くて楽しいです。
うちのご近所でも、20年以上、デコレーションを続けているお宅があって、昨夜見に行きましたが、年々、パワーアップしています。(こちらの動画の一番目。)
日本の都心部の大規模なクリスマスイルミネーションも素敵だけど、これはこれで味があって好き
ではまた10月にアデレードの「黒澤明映画祭」で鑑賞した作品の二作目をご紹介しますね。
隠し峠の三悪人(1958)
戦国時代に隣国の山名家と戦い、敗れ去った秋月家の侍大将。彼は世継ぎの姫と数名の生存者と共に隠し砦にこもる。しかし、彼らが生きて同盟国に脱出するには敵国を抜けていく必要があった。そんな中、金が欲しくて戦いに参加していた百姓2人を仲間に加えた彼らは、危機的状況下をくぐり抜けていく。(Google検索)
感想
2024年10月31日鑑賞。
古い映画なのに、ほぼ満席・大盛況でびっくり!
座席で上映を待っていたら、あとから来た人に、席、間違っていませんか、と言われて上映室をでるはめになって、劇場の人に聞いたら、なんとチケット購入した映画は三週間後の上映でした、、。
映画祭だから上映回が限られているうえ、映画祭のオンライン予約サイトが複雑だったんです
どうしようか迷ったけど、せっかく来たんだから、とチケットを買って、予備知識ゼロで鑑賞。
初めの方を少しだけ見逃しちゃったけれど、いやぁ、本当に面白くて、見てよかった。「禍を転じて福と為す」とはまさにこのことです!
それにしてもなんでこんな古い日本の時代劇に、若い人たちで客席がいっぱいだったのか、と思って調べてみたら、これがあの、ジョージ・ルーカスが「Star Wars」を作るにあたって影響を受けたという作品だったのですね!
戦国時代に敗戦の将が数名の生き残りと世継ぎの姫と隠し峠に閉じこもる、、敵から姫と隠し置いた黄金を守るため敵陣を突破していく、、というシチュエーション。
レイア姫とC3PO, R2D2にあたるキャラは雪姫と農民二人。
極め付けはオビ=ワン・ケノービ役は三船敏郎にオファーしていたというし、オビワンケノービは「黒帯」(帯は黒帯?!)、ジェダイは時代劇の「時代」って!
「雪姫」はきりっと素敵で、三船敏郎さんはやっぱりかっこいい〜。
三船さんって私にとってマーロン・ブランド様と同じ立ち位置かも
圧倒的な存在感
僭越ながら星四つ半をつけさせていただきます。
美しい4Kリマスター版を劇場の大画面で見られて本当によかった。
もう一度みたいなぁ。