ここ3週間、仕事があまりにも忙しくて、ブログをかけませんでした。

4週間続いた国際交流基金主催のオンライン映画祭も、さすがに最後の週は映画みるどころじゃなくて断念。

以下はまだレビューを書けていない映画とドラマです。

 

  • 土を喰らう十二ヶ月 (個人的な好みで四つ星半)
  • 花束みたいな恋をした (四つ星)
  • 劇場版美味しい給食 卒業 (三つ星)
  • 下町ロケット(四つ星)

 

そして先日はオーストラリアのSBSオンデマンドという配信で、フランス映画「オートクチュール」(三つ星半)もみました。

そのうちレビューします。

 

その前に、オーストラリアに住んでいるのに、オーストラリアの出来事を書く余裕がないのを反省して、今日は6月30日(日)にアデレードで行われた、小野リサさんのコンサートについて書きます(長文失礼します)。

 

小野リサ コンサート in アデレード

 

 

小野リサさんを知ったのはいつだったか忘れましたが、日本の友達がCDを送ってくれたのがきっかけかも。

ボサノバの調べもリサさんの柔らかい歌声もとても素敵だと思ったなぁ。

その後、映画「黒いオルフェ」(1959年フランス・ブラジル・イタリア)もオーストラリアの映画チャンネルでみて、ボサノバに魅了されました。

 

その有名な小野リサさんがデビュー35周年でオーストラリアでコンサートツアーをするという、、それもシドニーのオペラハウスと、アデレードのタウンホールの2箇所で!

なぜ、シドニーとアデレード?(シドニーとメルボルンじゃなくて?)

それもオペラハウスとタウンホールって、会場の規模が違いすぎる、、。

と不思議ではあったのですが、去年から参加することにしたアデレードの日本人会経由でディスカウントコードがもらえたので、即決でチケット購入しました。

 

 

もちろんタウンホールも素敵なのですよ。

アデレードが南オーストラリア州の州都として設立したのは1836年。

タウンホールが建てられたのはその30年後の1866年です。

日本の江戸時代末期ですね。

 

 

1964年にビートルズがオーストラリアでコンサートツアーをした時、このアデレードタウンホールのバルコニーから挨拶をする彼らを見に、およそ35万人が集まったそうです。

(ちなみにビートルズが演奏したのはもっと大きなコンサートホールです。)

 

 

はじまる前。パイプオルガンが素敵なんです。

ここで映画「シャイン」のモデルとなったデイヴィッド・ヘルフゴット本人のピアノコンサートもみて感激しました。

 

 

演奏中は撮影禁止といわれたけれど、アンコールの演奏が終わり、最後の挨拶ではみんな写真をとっていたので私も。

左からアデレードのジャズピアニスト、Dave McEvoyさん、リサさん、パーカッションの南オーストラリア在住のチリ人、Fabian Heviaさん、サックス・フルートの鈴木広志さん。特にピアノとサックスの方が素晴らしくて、これからフォローしたいと思いました♪

 

 

リサさんとパーカッションのFabianさん。前日はシドニーだったから、アデレードにうつって、昼間、音あわせして、夜、本番だったんだろうなぁ。鈴木さんがバンマスってかんじではじめにリズムをとって、それにいかようにもジャジーな音楽をあわせてくるピアニストさんが素敵だった。

そして鈴木広志さんが最高にかっこよかった。

 

 

というわけで音楽はとてもよかったのですが、実は一番びっくりしたのは、会場にいたのがほぼ全員、中国人だったこと。

入るなり日本人の友達と出くわしたのですが、彼もなんでみんな中国人なの?ってびっくりしてました。

そういえばチケット確認していた人も中国人だし、パンフレットやポスターにも中国語が。

 

 

この日の曲目にも二曲、中国語の歌があり、中国人の女の子も数曲一緒に演奏していました。どうやらプロモーターさんも中国人のよう。

 

インターバルで中国人の友人にもばったり会ったので、どうして〜?と聞いたら、これはコミュニティイベントだから、って言ったので、そうか〜、アデレードの中国人会?がリサさんをお招きした、ということなのかしら、と思った次第です。

 

私の前の席に座っていた中国人の若い女の子二人は、ずっとスマホをいじっていてまったく音楽を聴いていなかったので、なんで来たんだろう、と思ったし、ボサノバわかりませ〜ん、みたいなお年寄りの中国人もいたので、不思議だったのだけど、謎がとけました。

ちなみにこの女の子たちにはイラっとしたけど、インターバル後に席に戻ってこなかったので、私たちは前の席があいて、最高に良い眺望になり結果オーライ(笑)

 

 

ネットで検索したらリサさんは中国でも長年コンサートツアーをしていたようで、中国での知名度も高かったんですね。その私の友人の中国人はワイナリーとお茶畑を所有していて、リサさんの中国でのコンサートに自社のお茶を提供したご縁があるそう。それで彼女の娘(マスクをつけてる)もコンサート後にリサさんと一緒に写真撮影。その隣の女の子は一緒に数曲チェロで参加したハーモニーちゃん。

 

 

あとからこのお友達が会場で売られていたCDをプレゼントしてくれました。

これからゆっくり聞きます。

というわけでなんとも不思議なイベントでしたが、とても好きな曲もあったし、あの小野リサさんのライブにアデレードで行けたのだから、忘れられない日になりました。

 

 

 

最後に:

 

石丸伸二さん、いよいよ明日、投票日ですね。

オーストラリア在住の元都民として、なにができるんだろうと考えて、三人いる都民の友達にラインで推薦しました。

ご主人もあわせれば六人!

できることなら飛行機にのって街頭演説を聞きにいきたかった。

こんな方がいるんだって、日本の政治が変わるかもしれないって、希望をもつことができました。

明日、お祈りしています。