今、Japan Foundation 主催の無料オンライン映画の配信がはじまっていて、よ〜し、期間中毎日みるぞ〜と思ったけど、やっぱり無理だった
一作はみたよ。これからがんばる
今日は6月3日にとうとう見終えたNetflixのテレビシリーズ、「ローマ帝国」の感想。
「ローマ帝国」(2016〜2019年)ドキュメンタリー 3シーズン
あらすじ
(以下、Wikipediaの英語の文章をChatGPTに翻訳してもらったものから抜粋)
「ローマ帝国」は、ローマ帝国の歴史的出来事に基づいたテレビドキュメンタリードラマです。この番組はアンソロジー形式で、各シーズンが独立した物語を描いています。
シーズン1「血の支配」は、皇帝コモドゥスについての6部作の物語です。2016年11月11日にNetflixで初公開されました。
シーズン2「ローマの覇者」は2018年7月27日に初公開され、独裁者ユリウス・カエサルの台頭とローマ共和国の崩壊についての5部作の物語です。
シーズン3「狂った皇帝」は2019年4月5日にNetflixで初公開され、皇帝カリグラについての4部作の物語です。
ローマ帝国 コモドゥス:血塗られた統治 (2016年)
西暦180年から192年までローマ皇帝だったコモドゥスの話。
みていると、あぁ〜この人、知ってる。私の大好きな「グラディエーター」でホアキン・フェニックス演じたあのコモドゥスじゃん♪、と嬉しくなりました。
6エピソードもあるので、まったく知らなかったことがたくさんわかりました。
歴史ドキュメンタリードラマで、歴史家の解説が挿入されるので、勉強になります。
コモドゥスは実在の人物だけど、「グラディエーター」のストーリーは創作。
ラッセルクロウの役も創作。
でも話の本質的には違ってないともいえるので、ガッカリ感はありません。
オープニングがとても「ゲーム・オブ・スローンズ」っぽいうえに、ナレーターはショーン・ビーン!
エンタメ性もあって、興味深く見られました。
コモドゥスは皇帝なのに、本当に自ら剣闘士としてコロッセオで戦ったとはね〜。
そして暴君コモドゥスは暗殺され、31歳で死亡。
ローマ帝国 ユリウス・カエサル:ローマ支配(2018年)
ユリウス・カエサルはラテン語、英語読みではジュリアス・シーザー。
シーザーの方が、馴染みがあるわ。
ローマ共和国の指導者であり、ローマの独裁官として権力を握っていたシーザー。
紀元前49年に内戦に勝利し、紀元前44年に暗殺されるまで、ローマの独裁官として権力を握っていました。
そしてシーザーの後継者であるオクタウィアヌス(アウグストゥス)が紀元前27年に初代皇帝として即位することでローマ帝国が始まりました。
本当のことは知りませんが、こんなにがんばって戦ってきたのに、元老院派に23ヶ所も滅多刺しにされて、可哀想だわ。そりゃぁ、史劇にもなるよね〜。
裏切り者の若きブルータスは、スターウォーズの裏切りもの、アナキン役のヘイデン・クリステンセンにそっくり。
これもGOTと同じように製作者がわざと似せたと見た。
私、アナキンは子供時代もヘイデンになってからも、好きなんですけどね。
それにしてもブルータスはシーザーに信用され、愛されていたのに、なんてヤツだ
クレオパトラはクレオパトラっぽくない。
っていうかシーザーもなんだかアメリカのエンタメ系ドラマっぽく、裸も、そういうシーンもいっぱいあるし、もうちょっと真面目路線で描いてくれた方が好感もてたのになぁとも思いました。愛人はいっぱいいたそうですが。
シーザーも暗殺され、55歳で死亡。
これも勉強になったけど、何でこのシリーズはコモドゥスからはじまって、シーザーに年代が戻ったんだろう、、。コモドゥスがうけたから、シーザーも作った?
ローマ帝国 カリグラ:狂気の皇帝(2019)
最後はローマ帝国、3代目の皇帝、カリグラの話。
彼が皇帝だったのは、紀元37年3月18日から紀元41年1月24日までで、統治期間はたったの3年と10ヶ月。
だけどなんとも劇的で、不幸な人生だったんだね。
昔、「カリギュラ」っていう1979年の映画の予告をみたけど(なんとヘレン・ミレンもでてる)、あまりにもエログロ暴力なので、怖気付いてみてません。
そんなのネットフリックスでやるの〜、とちょっと怖かったのですが、これは違いました。
なんといってもカリグラ役の俳優さん、Ido Drent (イド・ドレントさん?)がむちゃむちゃ好み!(笑)
2代目皇帝に父を殺され、家族も殺されたり、追放されたりして、自分はその家族の仇の皇帝と一緒に暮らすことになる。
3代目皇帝になった初めの7ヶ月はよかったものの、脳炎になり人格も豹変。
その後の残忍さや放蕩ぶりは目にあまるけれど、ウィキペディアによると信憑性には疑問の余地があるとのこと。
カリグラが精神異常であったかどうかは諸説あるようですが、今回のドラマの印象では、同情の気持ちも覚えます。
イドさんの好青年ぶりもあり、もとはいい人だったのに、不遇な運命に人生を変えられたようにみえるから。
暗殺された時、カリグラは28歳。
皇帝ってたいへんな仕事、、。
それにしてもこんな昔の出来事が記録に残ってるって、ローマ帝国、すごいですね。
「ローマ帝国」シリーズ、面白かったです。