隙間時間でみた、48分のドキュメンタリードラマ。

 

「ジョニー・デップ vs ハード」(2023)

 

 

昨年3カ月にわたり行われ、世界中の注目を集めた裁判を、英国アカデミー賞にノミネートされたシリーズディレクターのエマ・クーパーが3部作として編集。番組では、世界初の「Tik Tok裁判」と呼ばれ、暴力、ジェンダー、「ポスト真実」の時代における司法のあり方に関する重要な問題を提起した裁判を掘り下げる。(映画.com)

 

 

 

 

 

感想

 

裁判が行われていた時に、YouTubeでみてました。

裁判を面白いといっては不謹慎かもしれないけれど、本当に面白く、その行方を興味津々でみてました。

 

だから、今回、こんなドキュメンタリーができたのかぁと、何も考えずにつけてみたけど、はっきりいって期待はずれ。

 

「Tik Tok裁判」と呼ばれたそうだけど、そうやってTik Tokで編集する能力のある人なら、同じレベルの番組がつくれそう、と思ったなぁ。

 

何も新しいものはなし。

ティックトッカーたちの面白い映像とかそういうのいらない。

そういう今までの裁判にはなかった新しい現象をとりあげるのがねらいだったのかもしれないけれど、ネットフリックスで時々みかける、あまり中身のないエンタメ情報番組程度にしかみえなかったです。

 

あと、この番組をみていると、なんだかアンバーさんだけが悪いんじゃないよ、と思えるように編集されてて、え〜、実際に中継されてた裁判は、そんなじゃなかったのに、となんだか釈然としない気持ちに。

 

48分も時間の無駄なので、みないことをおすすめします。

 

星は二つ?

 

オッドアイ猫オッドアイ猫

 

個人的に。

ジョニーさんは23歳年下のアンバーのクラシックな美しさにノックアウトされて、望んで結婚したのですよね。

往年のハリウッド女優のような知的で美しい人にみえたみたい。

うまくいかなくなったのは、結婚後、若いアンバーの、私を第一でかまってほしい、一番大切にして、いつも私に注目してほしい、という気持ちと、ジョニーはジョニーですでに自分の仲間や子供たちがいる、趣味の世界がある、同年代の友達がいる、という状況のなかで、アンバーが間違った形の気を引く行為にでてしまったのではないかと。(想像です。)

その展開はサイコだし、アンバーは演技性パーソナリティー障害があるという話もあるので、裁判みてたら、なるほどそんなかんじだなぁとも思ったけれど、なんとも大騒動になりましたね。

もうこの話はこれでよし、もう前に進もう、という気持ちです。

 

 The End.