コロナからはすっかり回復!
元気になるとなんであんなに病気だったんだろうと不思議な気分。
コロナ後遺症と呼ぶのは症状が発症から2ヶ月以上持続した場合、と定義されていたのに納得。私も2ヶ月たったらよくなったので、そのくらい症状が続くのは「普通」の範疇なのでしょう。
なでしこジャパン、残念でした。こちらではこれまで、オーストラリアのマチルダの試合しかライブ中継がなかったので、全戦全勝のなでしこの活躍を準々決勝でやっとみられるのを楽しみにしてたんですが。強かったですね、スウェーデン。
やきもき、ドキドキ、ハラハラの、目が離せない試合で、いろいろ思うところもありますが、終わった今では、お疲れ様、ありがとう、です。
楽しい夢をみさせてくれました。次にむかってがんばろう!
では映画レビューです。
「オッペンハイマー」(2023)
『Oppenheimer』(オペンハイマー)は、2023年公開のアメリカ合衆国の映画。世界初の原子爆弾を開発した「原爆の父」として知られる理論物理学者ロバート・オッペンハイマーの生涯を描いた伝記スリラー映画である。クリストファー・ノーラン脚本・監督。
カイ・バード(英語版)、マーティン・J・シャーウィンによる書籍『オッペンハイマー「原爆の父」と呼ばれた男の栄光と悲劇』を原作としている。(ウィキペディア)
感想
先週、8月4日(金)に鑑賞。
『世界初の原子爆弾を開発した「原爆の父」として知られる理論物理学者ロバート・オッペンハイマーの生涯を描いた伝記映画 』というので興味をもち、みないという選択はありませんでした。
知りたい気持ちが強かったから。
ところがその直前に、バービーとオッペンハイマーを掛け合わせたソーシャルメディアの投稿に公式アカウントが好意的な反応をした件で炎上したり、広島・長崎の惨状が描かれていないことで批判されているとか、日本公開は発表されていないとか読んで、自分が見ることも正直なレビューを書くこともためらわないといけないような気持ちになりました。
それでもやっぱりみました。
オッペンハイマーの内面を知りたかったから。
三つの時間軸があり、政治的な側面などいろいろ知らなかったこともあり、3時間という長さで難しかったですが、それでも映画館でみてよかったです。
(当然ながらいつも劇場鑑賞は英語音声、字幕なしです。)
原爆というのはセンシティブな問題なので、自分の正直な想いを書いて誤解されると嫌だから、あまり書けません。
でもノーラン監督の映画化の手腕は素晴らしかったし、当時どんなことが起こっていたのか、オッペンハイマーはどんな人で何があったのか知ることができてよかった。
キリアン・マーフィーはじめ、その他の役者さんたちの演技にもひきこまれました。
これ以上の犠牲を増やす戦争をやめさせるためという核爆弾の開発が、人類を滅ぼす死神となってしまった。
その事実を軽んじて描いている作品でないことは確かです。
とても知的であり、映像や音楽で感覚にも訴えてくる作品。
もう少しちゃんと中身が知りたい方や、一度みて意味がよくわからなかった人にはこちらのレビューがわかりやすいと思いました。
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この方の言うように、すごいインパクトのあるトリニティ実験のあとに、さらに1時間ほど続く白黒の聴聞会や公聴会の場面が少しつらくなったので、全体評価は星四つ。でもみてよかったです。