先週の金曜日(7月28日)、映画館で映画をみました。

ビル・ナイさんの「生きる」以来だから、3ヶ月ぶり!

ここ2ヶ月はコロナの症状でとても映画館に行くことなんて考えられなかったから(特に倦怠感と咳!)快気祝いですニコニコ

実はまだ喉は完璧ではなく、低い声しかだせないけれど、ちゃんと仕事ができるようになったし、外出もできる。

病気になると「普通」であることのありがたさを痛感しますね。

 

「ミッション:インポッシブル/デッドレコニング   PART ONE」(2023)映画レビュー

 

 

あらすじ

 

イーサン・ハント(トム・クルーズ)率いるIMFチームは、新兵器を探すミッションを下され、悪の手に落ちる前にそれを見つけ出そうとする。そんな中、IMFに所属する前のイーサンの過去を知る男が現れる。仲間たちと世界各地で命懸けの戦いを繰り広げるイーサンにとって、今回のミッションは絶対に成功させなければならないものだった。

 

解説: 

トム・クルーズ主演のスパイアクション『ミッション:インポッシブル』シリーズの第7弾。スパイ組織IMF所属の腕利きエージェントであるイーサン・ハントが、人類を脅かす新兵器を追う。『ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション』『ミッション:インポッシブル/フォールアウト』に続いてクリストファー・マッカリーが監督などを担当。サイモン・ペッグ、レベッカ・ファーガソンらおなじみの面々が集結する。

シネマトゥデイ

 

 

 

 

レビュー

 

見てから1週間たってますから、興奮がおさまってますが、鑑賞直後はすごかった。

本当に面白かった〜。トム最高〜♪と思いましたよ。

 

ネガティブ評価も聞いていたので、ストーリーはどうあれ、私は体張って映画の将来を救うトムへのリスペクトで見に行くんだ、という、「がっかりしても想定内」の気持ちで劇場に向かいましたが、なんのその、ドキドキハラハラ、面白くて、やっぱりいつものように身を乗り出してみちゃいました。

 

シリーズ全作みてるのに、どれもはっきりとしたストーリーは思い出せない。

一つ前の作品ですら、みたかどうかも定かではなかった(実は五つ星をつけていた。)

本作も同じようになる可能性もありますが、トムの体を張った、これでもか、まだやるか、というほどのプロフェッショナリズム満載のアクションの数々は息をのみ、かたずをのんで見守るしかありません。

 

これまでにいろんなカーチェイスをみたけど、こんな面白くてハラハラなの知らない(ちっちゃいフィアット500!)

 

列車がこれでもかとばかり、一両ずつ谷底へ〜。

 

そして圧巻のバイクで空中ダイブ。これを撮影するのに1日に6回も飛んだっていうんだから。

 

メイキング映像をみるとさらに驚きます。

 

 

ストーリーあとづけだっていいんです。

昔はトムが無茶やってそのうち死んじゃうんじゃないかと心配しましたが、これみたら、もうなんでも自分が思うまま、心ゆくまでやってくださいという気持ちになりました。

 

私生活などはいろいろありますが、彼も間違いなく、後世に残る傑出した人物の一人なのだ、とつくづく感心したのでした。

映画人トムへ、五つ星。

 

PS 

なんか気になる金髪の暗殺者、パリスは、「ガーディアン•オブ•ギャラクシー」のマンティスだとあとから知ってびっくりした〜。可愛いだけじゃなかったのね。

お母さんが韓国人、お父さんがロシア/フランス人だって。

 

 

 

 

それからアマゾンプライムでドキュメンタリー映画をテレビ鑑賞。

 

モーツアルトを探して In Search of Mozart(2006)

 

 

モーツァルトの人生と足跡を年代順に辿って大規模な撮影旅行を行い、世界的なオーケストラやアーティストによる80に及ぶ曲を収録し、演奏家や音楽学者など42人にのぼるインタビューを織り交ぜて綴ったドキュメンタリー映画。
引用元

 

 

実は私が音楽のジャンルで一番好きなのはクラシック音楽です。

母が胎教で絵を描きながらクラシック音楽を聴いていたそうで、その後3歳半からピアノをならい、7歳くらいからクラシックバレエをはじめたので、クラシック音楽が一番体に馴染むんです。その頃一番好きだったのはよく踊ったチャイコフスキーや、よく弾いたショパン。

 

今でも通勤の車で決まって聴くのはABC Classic FMです。

好きな曲がかかると職場の駐車場についても、聞き終わるまで降りられなくなりますが、そんな時は大抵、モーツァルト。

 

この映画は、1984年の映画「アマデウス」とは違って、音楽愛好家や演奏家のための真摯につくられたような、事実に基づくドキュメンタリーです。

「アマデウス」は本当に大好きな映画なんですけど、こちらは創作物語ではなくて、書簡を検証したり、たくさんの音楽家たちが実際に演奏し、曲の説明をしながら、年代にそってモーツアルトを語るので勉強になります。

皆が陶酔の表情で演奏する様子はとても共感できます。

 

2時間以上あるドキュメンタリーなので、美しい音楽を聴きながら、途中で寝てしまいましたが、また翌日続きからみて楽しみました。

 

日本での劇場公開はなかったかもしれませんが、日本語字幕付きのDVDはありました。ただこの日本のアマゾンのサイトの商品説明に書いてある内容(ヴァイオリンのコンサート)はまったく別のものです。

 

Seventh Art Productionsという英国のアート映画の制作会社の作品で、他の音楽家や画家、歴史上の人物などのドキュメンタリーがいろいろあるようです。

今度はショパンをみてみようかな〜。

一般的にはちょっと専門的すぎて長すぎかと思うので星一個減らして四つ星進呈。