コロナ感染40日後の症状
今日は6月30日(金)。コロナ発症してから40日目になりました。
(症状がでた日を1日目と数えて。RAT陽性反応が出た日からは37日目)。
罹患後症状(または「後遺症」)継続中です。
症状が長く続く人がいることは知っていたけれど、まさか自分がそうとは思いもしませんでした。持病があるわけでも高齢者でもないから。
オミクロン株による喉の痛みは咳や倦怠感と共に主要な症状のひとつ、というので、子供の頃から喉が弱くて、喉頭炎で声を失った経験が何度もある私には、ちょうど弱いところを攻撃されたかんじです。
声ってここまででなくなると、治るまで2〜3週間かかります。
今週は月曜は午前中仕事して、午後から早退してクリニックへ。
ステロイドの吸入は終了して、抗生物質を飲んでいます。
そして火曜から今週いっぱいまた病欠中。
風邪だったら1〜2週間でなおるのに、今回は吐き気や熱などコロナのいろんな症状からはじまって、最後(?)に咽頭炎になったので、長いです。
このまま声をださずにいれば治るんだけど、月曜から出勤予定だし、とにかく祈るしかなさそう (ところでこの絵って「祈る」とか「お願い」ですよね?こちらの人はHigh Five・・日本で言うハイタッチ、だと言うんだけど??)
HALSTON/ホルストン(2021)レビュー
さて、過去鑑賞作のふりかえりレビュー。
今日はネットフリックスオリジナル、全5話のドラマシリーズの「ホルストン」です。
映画「ミセス・ハリス、パリへ行く」鑑賞後、ファッション系の物語をみたくなってセレクト。
ユアン・マクレガーが主役のデザイナー、ホルストン役でエミー賞の主演男優賞をはじめて受賞しているのも気になった理由。
自らの名前を冠したブランドを立ち上げ、独自のスタイルで時代を定義したアメリカ人デザイナー・ホルストン。ファッションアイコンとなり一大帝国を築くも、彼は恐怖と孤独に苛まれ続ける。やがて薬物乱用からも抜け出せなくなった彼は、転落の一途をたどることとなる。(Google検索より)
レビュー
ホルストンは70〜80年代に一世を風靡したアメリカのアイコニックなデザイナーだそうだけど、私は知らなかった。1990年にエイズのため57歳の若さで亡くなったためでしょうか。
ジャクリーン・ケネディさんの帽子を作って有名になって、それから独自のシンプルで美しく実用性の高いファッションでたくさんのファンを得た人。
顧客にはグレタ・ガルボ、アンジェリカ・ヒューストン、ローレン・バコール、マーゴ・ヘミングウェイ、エリザベス・テイラー、ビアンカ・ジャガーやライザ・ミネリがいて、みんなとお友達になったというのだからすごいですよね。
貧しい家庭のゲイの男の子が一大帝国を築いたのには、彼の才能はもちろんだけど、モデルさんより高いほどのスリムな長身でチャーミングな容姿とゲイさんらしいスマートなマナリズムもその助けとなったかな。
そこがユアンくんとは少し違うところ。(ゴメンね)
でもユアンくんも本人ゲイではないのに、いつもの独特のなりきりぶりで、性的に大胆なシーンも含め、見応えのあるホルストン像をつくりだしてくれたと思います。スターパワー!
ホルストンの爆発的なヒットとなったウルトラスエードのシャツワンピは、シルエットや丈はかわっても今でも普通に着れるよね。
1973年にベルサイユ宮殿でおこなわれた伝説的なファッションショーのエピソードも面白かったし、その後のビジネスの成功と転落や、ゲイパートナーとのトラブル、1970年~80年代にかけて大人気だった「スタジオ54」というナイト・クラブのことなど、とても興味深かったです。
知らないことを学ぶ興味以外には、ライザ・ミネリ役のクリスタ・ロドリゲスがとってもチャーミングで、今までそれほど意識していなかったライザ・ミネリにはじめて興味がわきました。
これはこのドラマシリーズのプロモーションビデオのよう。
ライザ役のクリスタちゃんもうつっています。
劇中の「ライザ・ウィズ・ア・Z」とか「ボンジュール・パリ」を歌うシーンはとっても魅力的でした。
コロナと同じく、エイズも世界を大きく変えました。
なにごとも永遠ということはないのかな。諸行無常の響きあり。
興味深くみたので星よっつ。