日本を離れて長いので、まったく知らないことがたくさんあります。

最近は配信でテレビドラマがみられるようになって少しだけギャップを埋められるようになったけど、今度はトークショウ番組も。

 

Netflixの五話のシリーズで、スピリチュアル・カウンセラーの江原啓之さんが、霊視を使って、様々な有名人に生きるヒントを示唆する、という番組、「スピリチャルハウス」を鑑賞しました。

 

スピリチュアルハウス(2017)

 

 

 

司会進行は住吉美紀さんと近藤サトさん。ゲストは:♯1 清原和博/♯2 酒井法子/♯3 押切もえ/♯4 澤穂希/♯5 林真理子です。

 

住吉さんはまったく知らず、江原さんはお名前を聞いたことがあっただけ。

でもゲストの方々とどんな話をするのか興味がありました。

 

清原さんの涙にはジーンとしたし、のりぴーさん、仮面人生と言われたように、たしかにそれが視聴者にも伝わってくるつくった表情。

出演したのは自分の意思ではなかったのかな、とまで思えたほどですが、ガードが消えてふと素の表情がかいまみえた瞬間もあり、この回はなかなか興味深かったです。

押切もえちゃんはファッション雑誌の可愛いモデルさ〜ん、という印象しかなかったけれど、この収録の頃は野球選手と結婚したばかり。

サッカーの澤さんは赤ちゃんが生まれたばかり、林真理子さんはお母さんを亡くされたばかり、とみなさん人生の節目の時に出演されて、江原さんのカウンセリングが心に響かれたように感じました。(のりぴーさんは、すぐに仮面に戻っていましたが。)

あれから6年ほどたった今、みなさんはどのような人生を歩まれたのかな。

 

ひとつ思ったのは、私は江原啓之さんも「オーラの泉」もみたことがなく、このようなスピリチャルカウンセリングが流行っていた?ことも知らなかったので、番組で江原さんがゲストの後ろにたくさんお客さんが来てる、とか(岡田有希子さんがいる、とか)、守護霊さんやオーラの話を普通にするのが不思議で、それを知的なアナウンサーの女性や林真理子さんらがまったく素直に受け入れていることが不思議でした。

本人たちの過去や家族関係についても、テレビ局が情報を検索して事前に提供していた可能性だってあるのでは、とも。

 

それでちょっと調べて、YouTubeに「江原啓之の超常現象解明スペシャル」という番組があるのを発見しました。(1時間番組ですが面白かったです。)

 

 

 

江原さんが心霊学を勉強したロンドンに取材に行っていますが、第一次大戦で多くの人たちが亡くなった家族との交信を望み、心霊研究がさかんとなり、コナン・ドイルもその熱心な支持者だったことを思い出し、あぁ、なるほど、ただ単にインチキとは言えない、人の想いがそこにはあるのだな、と思いました。

 

だいたい人がなぜ生まれ、なぜ死ぬのか。亡くなったら人はどうなるのか。魂は存在するのか。なんて人類の歴史が始まって以来、誰もそれに答えられる人はいません。

私は亡くなった母が恋しいし、会いたいと思うし、見守ってくれていると信じているし。(父は私がまだ若いうちに亡くなったので、その時泣き尽くしました。)

 

守護霊が後ろにいます、とテレビできくと、なんだかうさんくさく感じられるし、オカルトっぽいのは怖い方が先にたってしまうけれど、スピリチュアルカウセリングで救われる人はたくさんいると思います。

日本はお盆という素晴らしい伝統文化がある国。

この番組をみて家族やご先祖様、先人たちに思いを馳せました。