あいかわらず忙しい毎日ですが、隙間時間にNetflixでシリーズものを少しづつみることに癒しをもらっています。

マルコポーロシリーズのあとに選んだのは懐かしいハリー・ポッターシリーズ。

 

 

本は全巻、英語で読了。

映画をみるのはこれで3度目です。

でも2回目を通しでみたのは2016年だから、すでに5年経過していたので、またフレッシュな気持ちで見ることができました。

 

それに今回はじめて英語字幕つきでみられたのもよかった!

細かい部分で聞き取れていなかったところがクリアになって、より楽しめました。

本当、最後の方はけっこう複雑だから、一見さんにはよくわからないと思う!

ちなみに日本語では読んだことも見たこともないので、いつか邦訳本を読んでみるのも楽しいかなぁと思います。

(吹き替えは役者さんのイメージが変わるのでパス。)

 

3度目を見た感想ですが、やっぱりハリポタは素晴らしい大作だ〜。

約20年前に作られたクリス・コロンバス監督の一作目ハリー・ポッターと賢者の石」と二作目ハリー・ポッターと秘密の部屋」は、愛らしいマジカルな魅力がいっぱい。それぞれ独立してみられるファミリー映画で、今みると技術的に子供向け映画のおもちゃっぽさがあるけれど、これが全世界を魅了した原点となる作品だったのですよね。ハリーたち3人組が本当に可愛い!

欲を言えば二作目のギルデオイ・ロックハート役は初めにキャスティングされていたヒュー・グラントさんにやって欲しかったけれど(スケジュールの都合で降板)、その穴をうめたケネス・ブラナーさんは好きな俳優だし、見た目は彼にはどうしようもできないのだから、許してあげよう(笑)

ホグズミードやダイアゴン横丁、、ワクワクしましたね。

 

アルフォンソ・キュアロン監督の三作目ハリー・ポッターとアズカバンの囚人」は大人の映画に転換した記念すべき作品。

本当にかっこよかったです。

なんといったって、ゲイリー・オールドマン登場ですから。

ハリーポッターは本当に英国の素晴らしい大人の役者さんたちに支えられた映画だったと思います。

「夜の騎士バス」も面白かったですね。

 

四作目のハリー・ポッターと炎のゴブレット」はマイク・ニューエル監督作品。大好きな「フォー・ウエディング」の監督だけど、作風相当違うのに大丈夫かな、と思ったのはまったくの杞憂でした。本作は特撮技術もパワーアップしたし、なんといってもロバート・パティソン出演の回ですからね。今、見ても美しいよね、ロブ。でもいまだに納得できないキャスティングなのはクレマンス・ポエジー。「息を呑むほどの美しさ」「非の打ち所がない」と形容される美女の役なのですが、、。「TENET」で彼女を久しぶりにみても、またあの時の複雑な気分を思い出してしまいました。私だけ?

 

五作目のハリー・ポッターと不死鳥の騎士団」から最後まで、そしてファンタビシリーズ二作もデヴィッド・イェーツ監督作品です。

ここから完全にハリーポッターの作風が変わりました。

とてもダーク。原作者の意図どおり、はじめからの構想どおりだったのでしょうから仕方がないけれど、初期映画のウキウキするファンタジー感はすっかりなくなり、殺し殺されるシリアスで重いドラマに。

でもファンが作品と共に成長したことを考えると、作品自体も大人向けに育っていったのでしょう。

成長したダニエル・ラドクリフの表情にも暗さを感じます。

でもファンとしては見届けなくてはならない、という気持ちでずっと映画館で鑑賞しました。

五作目は特に原作がとても長いのですが、サブプロットが大幅にカットされたために、映画は一番短かったそう。

 

六作目はハリー・ポッターと謎のプリンス」、七、八作目はハリー・ポッターと死の秘宝」の1と2。分霊箱を探す旅での苦悩や主要人物が亡くなっていくのがつらい。原作者によるとハリー・ポッターのテーマは「死」だったそうです。

でも最後にスネイプの真実があかされた時は、なんとも切なく、衝撃をうけました。

スネイプは初めは一番嫌われて、最後に一番愛されたキャラクター。スネイプを演じ、まだ69歳で膵臓癌で亡くなったアラン・リックマンさんも、スネイプとともに永遠に愛されることと思います。

 

このようにシリーズの最後の方はダークさがつらい作品でしたが、こうして全部通しでみるとやはりその素晴らしい世界観に圧倒されました。

同時に1度目は映画館でみてよかったと実感。

特撮の迫力や臨場感はテレビでは無理。

1997年にはじめの本が出版されてから、ハリポタの魔法とともに歩んでこられて、本当によかったです。

 

 

ハリーポッターの第七巻は2007年に出版されましたが、2016年に後日談を描いた事実上の第八巻『ハリー・ポッターと呪いの子』が発売されました。

小説ではなく、舞台劇の脚本という形だったので買わなかったのですが、ロンドンのウエストエンド、ニューヨークのブロードウエイについで、2019年1月にメルボルンで公演がはじまりました。

世界で3番目に上演されたのが、お隣の都市、メルボルンなんてすごい!

ポッターファンとしてやっぱりみとどけたい、と思い、今年4月にとうとう見にいくことができました。

それは次回、書きたいと思います。

 

おまけ:

5年前の日記。なつかしいなぁ。

USJ念願のハリーポッターエリアで遊びました♪

 

今度はとしまえん跡地にできるというハリーポッターのテーマパークを楽しみにしています。