2016年の「エルヴィスとニクソン ~写真に隠された真実~」(原題:Elvis & Nixon)をテレビ鑑賞。

面白くて二回みちゃいました。

日本では劇場未公開でアマゾンでの配信になったそうです。

 

 

あらすじ:

1970年12月21日の朝、歌手・俳優のエルヴィス・プレスリーはホワイトハウスを訪れ、リチャード・ニクソン大統領との緊急会合を要請した。プレスリーは、ドラッグ文化、ヒッピー運動、SDS、ブラックパンサー党に反対しており、彼はニクソンに、BNDD(麻薬危険薬物取締局)のエージェントへの任命を望んでいた。ニクソンの2人の上級補佐官、ドワイト・チェイピンとエジル・クローは2人の会合を開いた。最初はニクソンはPR行為と見なされることに悩むが、会合の過程で、自分たちに共通点が多いことに気づく。恵まれない境遇から懸命に働き、自分の力で成功までのし上がった人物同士であり、二人ともアメリカの若者文化に正当に評価されていないと感じていた。そういった部分での意見の一致があり、二人は一緒に写真に写る。(ウィキペディアより引用)

 

 

 

 

いやぁ~、面白かった。

何度か声をだして笑っちゃいました。

もちろんコメディ的脚色はありますが、実話ですよ。

こんなことがあったなんて知らなかったです。

私はプレスリーさんのことはほとんど興味がなくて、キングといわれるほどの絶大な人気があり、多くのミュージシャンからもリスペクトされていた理由がわかりませんでしたが、この映画の彼をみると、彼なりにピュアな愛国者だったのでしょう。

 

エルヴィスを演じるマイケル・シャノンは強面でまったく似ていないから、はじめは違和感がありましたが、ニクソンとの会見にいたってからの面白いこと!2度目鑑賞時にはすっかり最初からはまってみてました。

空手とかサヨナラとか、ツボだなぁ~。

 

対するニクソンはケヴィン・スペイシー。

特殊メイクで顔を似させるわけでもなく、ケヴィンそのままの顔で、動作や喋り方だけニクソン。特徴をとてもつかんでいて、ニクソンをそれほど知っているわけでもない私でも、あぁそっくり、うまいな~と思いました。

実は私はケヴィン・スペイシーは苦手で、特にあんなスキャンダルもあったことから、少し見るのをためらうほどだったのですが、これですっかりケヴィン・スペイシーをみなおしました。

やっぱり彼は名優といわれるだけのことはあったんだ。

 

2人のキング同志のやりとりが超笑えます。これが実際にあったことなんですからね~。驚きのアメリカ史。

 

興味がでてきて歴代のアメリカ大統領やエルヴィスのことを少し調べちゃいました。

 

四つ星。おすすめです。

 

 

おまけ:

 

こちらは本当にあった出来事。映画と一緒だ〜。