昨夜ネットで鑑賞しました。

 

 

ストーリー:

楽団のトランペット奏者トムは、歌手のジェイミーという彼女がいながら、ファンのコニーと互いに一目惚れし、結婚してしまう。楽団のツアーに同行した暇な妻たちはコニーとジェイミーの動きに興味津々。ゴシップ好きの妻たちを描いたライトコメディ。Joshin Webショップ

 

 

 

 

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グレン・ミラー・オーケストラを楽しむ映画

 

 

ではレビューです。軽いネタバレありです。

 

本物のグレン・ミラー・オーケストラが出演している映画が二本あります。
そのうちのひとつ「銀嶺セレナーデ」は先日レビューしましたが、昨夜二作目の「オーケストラの妻たち」Orchestra Wives(1942)をネットで鑑賞しました。

こちらは楽団のコンサートツアーでの物語なので「銀嶺セレナーデ」よりももっと直接的にグレン・ミラー・オーケストラがかかわっているのが嬉しいです。
ツアーに行くっていったらみんな大反対するのでちょっとがっかり。
え〜演奏旅行が嫌だったの〜と思ったけれど、それは奥さん同伴のツアーなので、奥さんが行きたがらないから、というので、へぇぇ、そういう形でツアーをしてたんだ、って。

トランペット奏者が会ったばかりで名前も知らないファンの子といきなり結婚してツアーに同伴させる、というのは、そりゃうまくいかなくても当然でしょう、モラルがないなぁ〜と思ったけど、それでも一緒にいるために結婚しちゃうっていうのは逆にその頃のモラルにしたがったとも言えるかな。
その女の子というのはあまりにナイーブなのでいらっとするけれど、「銀嶺セレナーデ」の主人公に比べれば耐えられる(笑)
アン・ラザフォードさんは「風とともに去りぬ」でスカーレットの妹役をした人だというけれど、思い出せずに、むしろお笑いの「アキナ」の秋山さんと結婚した塚本アナに似てるなぁ、なんて思ってみてました。

若い女の子に恋人をとられるのは今回も同じリン・バリさん。
私にはこの人の方がず〜っと魅力的に見えるんですけどね。
大人の女。歌もうまいし。

ストーリーは相変わらず最後納得いかないな〜と思うけれど、この頃のライトなラブコメってこんなかんじだったのかな〜とも思う。
それにロックバンドのグルーピーがバンドについて回って内輪でもめるっていう風に現代に置き換えてみたら、それほどありえない話でもないし、そう考えれば当時の雰囲気がわかって興味深いともいえるかな。

やっぱりなんといってもこの映画がいいのはグレン・ミラー・オーケストラの実際の演奏を楽しめるからで、演奏だけではなく、セリフもたくさんあって実際にメンバーがストーリーに関わっているのがいいです。

最後に「銀嶺セレナーデ」ではじめて知ったニコラス・ブラザーズがまた登場!
このダンスが圧巻で、それまでのストーリーがどうでもよくなってしまう(笑)
グレン・ミラーを追ったおかげで彼らを知ることができたのは収穫です。

 

三毛猫三毛猫三毛猫三毛猫三毛猫

 

今回も映画としてより、グレン・ミラーやニコラスブラザーズが映像に記録として残っているという意味で星四つ。貴重な映画です。

 

 

 

 

 

おまけ:

 

ニコラスブラザーズですウインク