昨晩テレビの映画チャンネルで「スパイダーマン スパイダーバース」をみました。
ニューヨークのブルックリンで名門私立中学校に通うスパイダーマンのマイルス・モラレスは、自分の能力をコントロールできなかった。ある日、時空がゆがめられた衝撃で、それぞれ異なる次元にいたスパイダーマンたちが集まってくる。
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レビューです。
昨夜テレビの映画チャンネルで「スパイダーマン スパイダーバース」が初めて放映されたのでみてみました。
今年のアカデミー賞の長編アニメ賞でこの作品が受賞した時は本当に驚いて。
てっきりウェス・アンダーソン監督が日本を舞台にした「犬が島」が受賞すると予想していたから、「犬ヶ島」よりいいって、どんな映画なのだろうと思って。
それから「アベンジャーズ/エンドゲーム」にマルチバースという概念が使われていたので、スパイダーバースのこともチェックしたい気持ちになりました。
はじめは、今流行りの、黒人を主人公にしたスパイダーマンなのが人気の秘密かなぁと思ったけれど、なんのなんの、このグラフィックとスピード感に一気にノックアウトです。
コミックの手法と立体的なCGアニメが融合したようだけど、今までみたどんなものとも違う!
とてもセンスが良くて、コンピューターゲームで育った世代ってこういう作画や考え方をするのか〜、と圧倒されて、夢中になりました。
多次元からいろいろなスパイダーマンが登場するのも、性別や年齢が違うだけではなく、日本の平面的なアニメの少女やワーナー・ブラザーズのルーニー・テューンズのキャラクターみたいな豚など、画風の違う「スパイダーマン」もでてきて、さすがマルチバースと感心したし、それを自然にとりいれているのもすごい力量だなぁと思いました。
とても引き込まれて、これはもう五つ星間違いなし、とずっと思っていたんだけど、ある程度ストーリー部分が終了し、場面が戦いに特化されてからは、ちょっと見るのに疲れてきちゃって。
お腹いっぱい、といったら申し訳ないんですが、戦いをもう少し短くしてくれてもいいよ、みたいな。
これは家のテレビでみるのと、劇場でみるのとの違いもあるかもしれないですね。
もしくはIMAXでみるべき映画かも。
このスピード感、迫力、色が3Dでせまってきたら飽きてるヒマなく、大感動!ってなるかもしれません。
それとも年齢もあるのかな〜(笑)
そういうわけで個人的に星ひとつ落として四つ星にさせていただきます。
画期的で金字塔的なアニメ映画と思いますが、私の個人的な好みとしてはやっぱり「犬が島」に一票です(笑)
見る価値あり。
私のお気に入りの「犬ヶ島」のレビューもよければ読んでくださいね。