ブログ時間2012年6月9日(土)。一日ブライトンで遊びます。

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B&Bの朝食です。さわやかなテーブルセッティング。
こちらの棚からシリアル、ヨーグルト、フルーツ、ジュースなどはセルフサービス。

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ホットブレックファスト。イギリスの朝食ってとても美味しいんだけど、けっこう盛りつけがゴチャ~ってこと多し。こちらのは繊細さがあってよかった。お味も二重丸。ゲイのオーナーさんが作ってくれました。

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ロイヤルパビリオンにやってきました。ロイヤル・パビリオンはリージェント王子(のちのジョージ4世)によって1787年から1823年まで、約40年の歳月をかけて建造された華麗な離宮。
外観はインド風、中のインテリアは中国風と、とてもエキゾチックでオリエンタルな建物です。

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前日の寒さとはうってかわって17度!あったか~い。オーストラリアだったら気温17度って寒いんですが、英国にいると普段が天気悪いからものすごく暖かいように感じます(笑)本当にいい日だった♪

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お花が嬉しい

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こちらはロイヤルパビリオンの一角にあるブライトン・ミュージアム・アンド・アートギャラリー。
今回は入らなかったけれど興味あります。

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イギリスってお天気がいい日はたくさんの人が公園にやってきます。
座っておしゃべりしたり、寝そべったり。イギリスにいると太陽の光が恋しくなっちゃうね。

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このように外観をみただけでも素晴らしい建物なんですが中にはいると仰天です。
ここは内部を見なければロイヤルパビリオンを知っているとは絶対言えない、と断言(キッパリ)。
だって本当にマジカルなんですもの~。
何十年もの歳月をかけた修復チームの努力のおかげで、かつての栄光がよみがえりました。素晴らしい!
ここを見るためだけにでもブライトンにいく価値ありますよ。

内部の写真は撮ってませんので以下はネットからお借りしました。

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贅をこらしたジョージ四世のオピウムの夢。。。まるでノイシュバンシュタイン城をつくったルートヴィヒ2世のよう。。でもこちらの方が好き!と思うのはノイシュバン、、は「舞台装置」だけどこっちは本物。
そしてそのオリエンタル趣味は実際のインドや中国ではなく英国人の夢みたオリエント。ウェッジウッドの青いウィローパターンに現れるような西洋人の目を通したエキゾチックな東洋。あぁ、なんとマジカル。この方のブログ記事にも共感です。

私が訪れた時はちょうどロイヤルパビリオンで「
Charlotte, the Forgotten Princess シャーロット、忘れられた王女」という企画展をやっていて、この時私の頭の中であのウィンザー城のセントジョージ礼拝堂にあった美しいシャーロットの墓碑につながって、はたと手をうつ!(笑)
この時のブログにシャーロット王女( 1796年 - 1817年)については書いたので、よければみてね。コレです。

またそのシャーロットの父母であるジョージ四世とキャロライン王妃のエピソードがなかなか大変なもので、書き始めると長いからこれもリンクだけつけちゃおう。

英王室、いろんなエピソードがあって本当に面白い。英国にいくまでは一番興味があったのは6人の妃をもったヘンリー八世(1491年 - 1547年)と、ヘンリーの王女、エリザベス一世(1533年~1603年)でしたが、ロイヤルパビリオンを訪れて以来、ジョージ四世(1762年 – 1830年)に興味あり。そして彼の趣味をまったく理解できない堅物のヴィクトリア女王(1819年 - 1901年。ジョージの姪にあたる)によって家具が売られたり、このパビリオンをブライトン市に売り払い、その後この建物は病院としてつかわれたり、放置されたりといった運命をたどったことを思うと、せっかくあんな素晴らしいヴィクトリア&アルバート博物館をつくったとはいえ、それはアルバートの趣味の良さだったのね、なんて思ったりして、いろいろ想像もふくらみます。

ジョージ四世ってこんな人



Royal Upstair Downstairs Brighton Pavilion

これは英国のテレビ番組で29分あってもちろん英語なんですが、映像がみられるので一応貼っておきます。料理研究家が当時のデザートを再現して作っているのも興味深い。プルプルのゼリー♪