パリ左岸のサン・ジェルマン大通り。名前の由来になったパリ最古の教会サン・ジェルマン・デ・プレ教会(6世紀~)があります。

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1930年代には哲学者や作家、学生などがあつまり、大通り沿いのカフェでは実存主義者のジャン=ポール・サルトルらが執筆をし、「パリの知的中心地」として知られていたんだそうです。

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Place Sartre - Beauvoir サルトル/ボーヴォワール広場

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1887年創業の老舗カフェ「カフェ・ド・フロール」。
ピカソやダリ、サルトル、ボーヴォワール、コクトーなど芸術家の溜まり場。
コチラのサイトに詳しく書かれています。

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こちらは1884年の創業の「カフェ・ドゥ・マゴ」。こちらもサルトル、ボーヴォワールら実存主義者達の根城であり、ジェームス・ジョイスやピカソ、ヘミングウェイがあつまった文学カフェ。ウディ・アレンのミッドナイトインパリで描いていた「ベル・エポック(良き時代)」ってこのへんの感じかな。
店名の二つの中国人形の写真も撮ったのですがカメラ寿命が近かったためボケボケ。。かわりにコチラのサイトでどうぞ。


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「カフェ・ドゥ・マゴ」のテラス席でお茶しました

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文学カフェ体験ができて嬉しい私


さてサルトルといえば実存主義の哲学者、ボーヴォワールといえば「第二の性」の著者、ふたりは事実婚をしていた、ということは知っていても、あまり深く考えたことがありません。こんな映画があるんだって。みたいなぁ。


「サルトルとボーヴォワール 哲学と愛」2

こちらが自由恋愛OKの契約結婚について提案するシーン。

そうだったのかぁ~みたいなかんじですが、私は実際にこういう関係だった日本人カップルを知っています。ご主人東大大学院出で、お子さん二人とオーストラリアに住んでましたが、奥さんがずっとフルタイムでお仕事して、ご主人はバイトでテニスのコーチとかしてたなぁ。奥さんのご実家が子供たちへの経済援助はしていたみたい。でもやっぱり自由恋愛のところがきびしかったみたいです。。ということを奥さんから聞いたのは二人が離婚したあとで、その後ずっとお会いしていませんが、まだオーストラリアにいるのかな。こういう男性はきっと魅力的だろうけれど、自分が奥さんの立場の人間になってしまうのはきついよね。ボーヴォワールさん、どうだったのか、映画みてみたいです。

ところで映画のボーヴォワール役の『シャネル&ストラヴィンスキー』でシャネル役だったアナ・ムグラリス。この映画オッシャレ~ですごく好き!ストラヴィンスキー役のマッツ・ミケルセンの肉体美にも惚れた~ドキドキ レビュー書いてます