プチトリアノンからベルヴェデール&洞窟。そして「フランス式あずまや」につきました。

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この「フランス式あずまや」は遊び、軽食、音楽会のための別館だそう。
それにしてもパビリオンをあずまやって訳すととても簡素なイメージ。。

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フランス式庭園の幾何学的にととのったお庭には、鉢植えのお花が植えられていました。

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こちらは「涼みの間」という別館です。

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「フランス式あずまや」からこのかっちり刈り込まれた木の間をぬけて、「グラントリアノン」へ向かいます。

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大庭園の刈り込み、手間がかかるだろうなぁ。私は自然なかんじの庭園が好きだけど、これはこれですごい造園芸術ですね。盆栽につうじるものがあるかな。

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本当はプチトリアノンでみたいものがあったんです。「王妃の村里」というアントワネットがつくった疑似農村。フランスの田舎を再現していて、農家、水車小屋、酪農小屋があって、野菜を育てて、家畜をかって、、。でもプチトリアノン→ベルヴェデール→フランス風あずまやと歩いたので、このあと引き返して「王妃の村里」に行くのは遠すぎ~~と涙をのんであきらめました。ヴェルサイユ宮殿からここまでくるのにすでに相当歩いているのもこたえてます 200年前の田園テーマパーク。2020年にヴェルサイユ宮殿すべてのお色直しが終わる予定なので、それ以降にでもいつか戻って来れたらいいな

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2006年の映画「マリー・アントワネット」に「王妃の村里」のシーンがあります。もちろん本物の農民が飢えに苦しんでいた時代に王妃はこんなところでノホホンと、といってしまえばそれまでだけど、私は歴史に翻弄されたアントワネットに同情的な気持ちも覚えてしまうんですよ。