グリニッジ天文台から街におりてきました。
最終フェリーの時間が気になるけれど、せめて来た時とは別の道をとおって。

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グリニッジはグリニッジ標準時の基準となる都市としてばかりではなく、世界遺産海事都市としてしられる由緒ある港町です。

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この立派な建物はなんだったんだろう、、?

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楽しそうなマーケット。ゆっくり見る時間がなくて残念!

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The Anson Gates.
大きな地球儀がふたつ門の上にのっていました。
海軍提督ジョージ・アンソンにちなんだ名前らしい。

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門をとおって中にはいるとなんだか広そう、、。
あとからここが旧王立海軍大学だと知りました。

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この地図の左手のWest Gateというところから入ったのですが、ここにグリニッジの見所、世界遺産の建造物があったんですね。
旧王立海軍大学、チャペル、ペインテッドホールクイーンズ・ハウス、、。
旧王立海軍大学の建物の前身はグリニッジ宮殿で、ヘンリー8世や娘のエリザベス一世はここで生まれたそう。そんなつながりがあるなんて全然知らなかった~。

私が見逃した素晴らしい建物の内部はロンドンナビさんのサイトでどうぞ。

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時間ないしなぁ、と思って、門からまた通りにでる私。
あとからフェリーで往復しなくても電車で帰ることもできたのがわかったんですが、この時間では内部を見学できなかったし、やっぱりグリニッジには朝から来るべきですねー。

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フェリー出発まで、はじめに道を聞いたビジターセンターの建物の写真をとってみる。
もとは1874年に海軍将校のラケットコートとして建てられたそう。
ラケットというのは「四方囲まれたコート跳ね返らせて行なうスカッシュ似た球技」。
時々映画でみるなぁ。

そして1905年からは王立海軍大学のエンジニアの研究所になっていたとか。
現在のビジターセンターの内部には500年以上の歴史を示す展示物がありました。

グリニッジは天文や海の歴史に興味がある人には本当に楽しい場所だと思います。
国立海事博物館というのもあって、これもスゴそう。
テムズ川クルーズもよかったけど、今度はグリニッジ、メインで来なきゃね~。


おまけのエピソード:

ジェームス一世(1566-1625)はスコットランド女王メアリーの長男として生まれ、1603年、エリザベス1世の後を継いで即位した王です。
1589年にデンマーク王フレデリク2世の娘、アン・オブ・デンマークと結婚。
グリニッジ・パークと宮殿は、アン王妃がジェームズ1世のお気に入りの犬を誤って撃ってしまい、それに憤慨した国王が公の場で王妃を罵倒したことに対するお詫びとして、彼女に捧げられたんだそうです。
犬を撃ったのは奥さんなのに、広大な公園と宮殿までもらえるなんて、奥さんつよいですね~(笑)