ボーイ・ジョージの映画

テレビつけたらちょうど2010年BBC製作のボーイ・ジョージのテレビ映画がはじまるところでした。
タイトルは"Worried About the Boy".
ボーイ・ジョージは日本で人気があったから、今に放映されるんじゃないかな。
あらすじは:
1980年、お洋服とメイクが大好きなジョージ・オダウド青年は両親をすっかり困惑させたあげくに家をでて、マリリン・モンローの格好して自分のことをマリリンと呼ぶピーターたちと一緒に住みはじめました。
みんなのたまり場はトレンディな「ブリッツ・クラブ」。
ジョージは「ブリッツ・クラブ」のクロークルーム係として働きはじめますが、ミュージシャンのカークと出会うまでは恋にはアンラッキーでした。
カークをとおしてハンサムなドラマー、ジョン・モスと知り合います。
しかし「ブリッツ・クラブ」からは解雇され、カークにも振られたジョージは、「セックス・ピストルズ」のマネージャーを訪ねて、音楽にキャリアをもとめます。
この時のバンド、「バウワウワウ」とは長く続きませんでしたが、ジョージのファンになったミッキー・ノースが新しいバンドを作ろうとジョージを誘い、そこでまたジョンと再会。
二人は恋愛関係になります。
このバンドは「カルチャー・クラブ」として大成功をおさめます。
しかし四年後に、麻薬常用者であるとして新聞で話題になり、ジョージはジョンにアドバイスを求めるのですが。。(出典:Imdbからの訳)

この写真の右端がジョン・モス。
となりがもちろんボーイ・ジョージです。
この二人が恋愛関係だったのかぁ。
ボーイ・ジョージのこと、特に好きってわけではないけど、Do you really want to hurt me (君は完璧さ、って邦題、ちょっと違うんじゃ、、)とかKarma Chameleon(カーマは気まぐれ)とかで一世を風靡した人物だから、彼にまつわる話ってどんなのだろうって興味がありました。
一番印象に残ったのは、彼がファッションやパフォーマンスとして女装してたんじゃないってこと。
性同一性障害で、このようにしか振る舞えないし、このようにしか生きられなかったんだなって。
奇抜な格好をみると、一体何?って気持ちになるし、特にストレイトの男性はこういうゲイの恋愛シーンには抵抗があるかも。
それでもジョージは歌手として成功して自分の居場所をみつけられたし、それも自分の「ユニークさ」がうけいれられた結果なのだから、よかったほうだと思う、、だけど、こういう人の幸せな恋愛っていうのはむずかしいんだろうな。
個人的に80年代のイギリスのアンダーグラウンドカルチャーに共感をもったことがないので、この映画が特に好き、とは思えないけれど、時代のドキュメンタリー気分で興味深く鑑賞できました。星みっつ。

ボーイ・ジョージを演じたダグラス・ブースDouglas Boothくん。
本物よりいい男かも(笑)
バーバリーのモデルだそうで、納得。
映画です。
御本家です。
2011年4月6日
2011年4月6日